(2014年6月2日 アルツハイマー型認知症の診断から約7年3ヶ月)
*初めての申請
2014年の申請の時は初めてということもあり、オネコはまず地域包括支援センターに相談し、役所の保険福祉課で申請書類を貰って記入、提出してくれました。
申請書に『本人を除いて面談を希望する』という項目があり、オネコはそこにもチェックを付けました。
主治医(このころには東京医大から家庭医になっていました)の意見書は自治体が直接主治医に依頼します。
後日、認定員の方が実家を訪問し、本人や家族から日常の様子や健康状態などの聞き取り調査が行われました。
本人を除いて面談出来たので、この当時の状態を予めきちんとお伝えできたと思います。
*さぁ、面接調査
しかし…おママは調査の質問事項に、何とか対応してしまうのです。
記憶が無くても、それなりに無難な答えを導き出せるのは偉いと思いますが、認定調査の場では如何なものか。(笑)
当時のオネコのメモによると、調査時のおママの対応はこんな感じだったようです。
*姓名と生年月日を聞かれると、それは正確に言えました。
*次に年齢を質問されたら、生年月日を言った直後だったので、計算しようとしている風にみえたそうです。
普段は「70才くらいでしょう」などと言っているくせに、
「70代後半か80くらいかしら?」
とよい線いってました❗️
「今日は何日ですか?」の質問には、スッと新聞を手に取りチェックしてから正しく
「6月17日です」と答えました。
「今の季節は?」
の質問には、
「6月なのだから初夏です」と答えるし…。
極め付きは「昨晩何を食べまか?おかずは?」
と聞かれると、うーんと考え込むも、はっとひらめいた様子で、冷蔵庫を見に行き、
「これです、これを作りました。」と昨晩の残りのスープの鍋を持って来ました。
とにかく、その場の判断力は素晴らしい。
しかし、調査員の方を最後に玄関で見送る時に、
「今日は何でいらしたのですか?」
と聞いて馬脚を現していました。(笑)
本人はなんとか上手く取り繕ってみても、調査員の方には分かってしまうものですね。
私達は要介護にはならないと思っていましたが、認定は要介護1となりました。
おママの貼り絵を見て下さり有難うございます。