おママはいつも気に入った紙を貼り絵に使います。
それは包装紙だったり、雑誌の切り抜きだったり…。
私やオネコが素敵だと思って進めても、
おママは興が乗らなければ絶対に使いません。
最近、私が持ってきた千代紙を使ってくれましたが、これは珍しい事です。
可愛いから、綺麗だから使うとは限らないのです。
私にはその採用基準がよく分かりません。(笑)
(2017年1月17日撮影)
例えば、昨年のヘビーローテーションは、上の写真中のティパックの袋です。
以前にもご紹介しましたが、その高い応用性に驚かされます。
貼り絵に時々登場するゴールドはチョコレートの包みです。
私達がゴミとして捨てているものが、大活躍しているのは興味深い…。
おママが今日どんな紙を手にするのか? それは私の楽しみでもあります。
おママは貼り絵を初めて10数年が経つので、
その間に貯め込んだ紙は沢山あるようです。
その元がなんであったのかは、今では知り得ない写真や包装紙やチラシなど…。
どこがおママに気に入られたか分からない紙たちが、引き出しや箱に眠っています。
それらはおママのお宝ですね。
(2017年2月2日 診断から約10年)
その中で、最近、見慣れぬ花の絵が登場しました。( ↑ 上の貼り絵の中央部分)
「日本画の写真ですね。素敵ですよ。
縁をピンキングばさみでギザギザにしてお洒落ですね。」
私は褒めながら、すかさず切り落としの残りを探しました。
おママが楽しそうに作業を続けている横で、私はゴソゴソ物色です。
(何から取ったのかしら?)
意外とすぐに見つかりました。(2017年2月2日撮影)
他の紙と一緒にクリアファイルに挟まっていました‼️
2008年の山種美術館の展覧会チラシですね。
9年も前に手に入れたチラシが登場したのかと、私は驚きとともに微笑ましく思いました。さすがに物持ち良いわね〜。
この絵は田能村直入の「百花」の部分だそうです。
なぜ分かったかというと、偶然なんですよ。
今日お友達から山種美術館の展覧会の話を聞いたからです。
「開館50周年記念特別展 山種コレクション名品選Ⅲ 日本画の教科書 京都編」
とても充実した展覧会だったとのこと!
残念ながら今日まででしたが、そのポスターの中にこの絵の写真がありました。
京都編は終わってしまいましたが、東京編は2月16日から4月16日まで山種美術館で開催されます。名品揃いのようですね。
できたらおママと一緒に行きたいなぁ〜。