(2017年12月21日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年10ヶ月)
*寒波
月曜日の関東の大雪から寒波が続き、天気はいいのに凍りつくような寒さです。
今週火曜日のデーサービスは無事に行くことができました。
送迎のスタッフさん達、ありがとうございました。
道路が凍結している所も多く、ジジとおママには外出して欲しくありません。
昨日(1月24日)は私が夕方の買い物に行きました。
今日(1月25日)はオネコが必要なものを買ってきてくれたようです。
寒い寒い…。
実家は築80余年の木造家屋ですから、エアコンをガンガン入れても効きにくい。おまけにおママの作業机の周辺はエアコンの温風も届きません。
今日、私は実家に行っていませんから、これはオネコからの伝聞です。
「寒いから貼り絵の部屋には入らないみたいで貼り絵もせず」
との事。温風機かストーブでも考えたほうがいいかしら。
*寒さを感じにくい
一般的に、高齢になると温度変化を感知しにくくなると言われます。
特に認知症の方は見当識障害もあるので、冬なのに薄着だったりします。
勿論、おママもその傾向にあります。
今回の寒波では、流石のおママも寒かったようです。
しかし毎年、あまり寒い寒いとは言いません。
真冬でも寒い作業机で30分〜1時間と貼り絵を制作していました。
「寒くないのかな…。」
気にはなっていたのですが、ご機嫌でやっているのでそのままにしていました。
しかし、昨日はおママの手に触れると、氷のように冷たくて驚きました。
「寒くないの?」
「平気よ。私は大丈夫なのよ。」
そうは言ってもねぇ…。看過出来ない冷たさでしたよ。
オネコに言わせると、
「自分では感じないのかな?というか、手足の血管しめてつめたくすることで、体内の温度を逃さないようにしているのかも…。」
なるほど…。
それに「腰が痛い」と言っているではありませんか。
私は冷えると腰もお腹も太股の付け根も痛くなるので、まずは体幹を温める方がいいと思い、お腹にカイロを貼ってもらいました。
そうしたら、おママは動きが良くなって、夕方に貼り絵をもう1枚仕上げているではありませんか。(笑)
*脳の動きは?
オネコの話では、今日のおママは冴えていなかったそうです。
買い物をしてから実家に行こうと思い、オネコは電話をかけました。
するとおママが出てしまい、
「お父さんは居るかしら?」
と聞きました。するとおママったら❗️
「お父さんもお母さんもいると思うけど…。」
嗚呼、お母さんというのはですね…。おママ、あなた自身のことなのに…。
自分以外に「お母さんがいるかも?」と言うのは、この時のおママには「私がお母さん」である認識がないからでしょう。
はっきりとおママからこのような発言を聞いたことがなかったので、オネコも驚いたそうです。話を聞いた私も溜息が出ました。
やっぱり、おママにとってジジとの暮らしは父娘という認識でいることの方が多いのかもしれませんね。
⬇️ こんな事もありました。
それにオネコが買い物の立替分を貰おうとしたら
10円玉と100円玉の区別がつかなかったらしい。これは極たまにある事ですが、おママは調子がでなかったようです。
寒いから冴えてない?
そんな事はないとは思います。頭寒足熱って言葉もありますし、寒い方が頭がシャッキリする人の方が多いでしょう。
でも、私は寒いと脳が痺れて思考停止になりそうです。
あ、暑くても思考停止になりますから、やはり関係ないですね。 (笑)
*今日アップの貼り絵について。
昨年の12月の事です。
おママは絵本のカバーを触りながら私に聞くのです。
「これはもういらないかしら?切ってもいいかしら?」
見れば一部破れてボロボロです。
おママは雑誌には平気でハサミを入れるのですが、本や本に関わるものには慎重です。
本は大切なもの。未だにその意識は高いようです。
そして、この貼り絵のパーツになりました。
元の本はこれ。⬇️『アラジン』です。
表紙とカバーは同じデザインだったようです。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。