(2018年8月22日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年6ヶ月)
*またもブラックホール
このところ、立て続けにジジの眼鏡が行方不明になりました。
「眼鏡が無くなったんだよ。」
私にも言うくらいですから、ジジは相当気にしているようでした。
「耄碌(もうろく)したよ…。」
眼鏡が行方不明いっていうのは、割と若い人でも有るように思います。私からすると無くなった事が実感できるから大して耄碌したとは思いません。(^。^)a
それに、私は遠い所専門眼鏡、近い所専門眼鏡、遠近両用眼鏡の3つを使い分けしているので、しょっちゅう「あの眼鏡はどこ?」って、やらかしてますもの。
「そのうち出てくると思うけど、見えなくて困るでしょう。」
「もう1つ、古い眼鏡が有るから何とかなるんだけど…。」
やはり、不便ですね。
*こんなところから‼️(その1)
今週火曜日の朝、ジジがデイサービスへ行く用意をしていると、おママは自分の手提げ袋を下げていたそうです。財布やハンカチ、ティッシュなどを持参しようと考えたのでしょう。
しかし、デイサービスには財布などの貴重品は絶対に持って行きません。だからジジとしてはバックなど必要ないのです。下手におママが何か持っていくと、忘れたり無くしたりするから、
「そんな物を下げていかないの❗️」
ジジはその手提げを取って片付けようと中身を探ってみると…。
(あ!有った‼️)
ここ数日探していたジジの眼鏡が入っているではありませんか。
ジジは確信しました。
自分自身がわざわざおママの手提げに自分の眼鏡を入れることはない。
つまり、おママが入れたのだろうと…。
*こんなところから‼️(その2)
昨日(10月5日)の昼に、実家にいた私はテッシュペーパーを1枚取ろうとしました。しかし、よく有る事ですが、テッシュボックスの口から白いテッシュが見えていません。
(残り少ないのか?)
私が手を突っ込んでみると、カチャカチャッと乾いた音がしました。
それで中を探ってみますと、眼鏡が1つ出てくるではありませんか❗️
「ありゃ!これ誰の眼鏡⁉️」
「あ、私のだ…。」
ジジによると、眼鏡が見つかった(その1)日から、予備で使っていた古い眼鏡を出しっ放しにしていたそうです。それが、気が付いたら行方不明になっていたとか…。
「なんでこんなところに入ったのかしら?」
前回(その1)の事もあるので、ジジは確信を持って言いました。
「きっと、お母さんが入れたんだね。(笑)」
「私はそんな事していません❗️」
当然、おママは断固否定しました。(^。^)ゝ
*たぶん
私も(その1)(その2)の両方ともおママの仕業だと思います。
でも、おママは気の毒ですよ。身に覚えのない事を言われるのですから。
そして、恐らくおママにはちゃんとした理由があって、悪気もないのですから。
これは私の想像です。
(その1)の場合、お買い物に行く時に、おママはテーブルの上にあったジジの眼鏡を自分の物と思い込んで手提げ袋に入れたのではないかしら?
(その2)の場合、
「あら眼鏡が出ているわ」
気が付いたおママは無くなるといけないと思って、目立つようにテッシュボックスの上に載せたのではないか?ところがその眼鏡をうっかりテッシュの取り出し口から中に落とし込んでしまいました。
そして、その事をすぐに忘れてしまったから、ジジに伝えようもなかった…。
それでも、理由のない行動はないのではないかと思うくらい、いつもその時々で考えを持って行動しています。
その理由や考えが最近相当トンチンカンになってきたから、私達は予想外の事に驚かされるのですね。
「えーーーっ❗️」と叫ぶ前に、おママの行動の理由を推理できるようにならなきゃと思うこの頃です。これがなかなかムズカシイ。(^O^)
⬇︎これもブラックホールのお話です。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。