(2019年8月26日 アルツハイマー型認知症の診断から約12年6ヶ月)
*発見❗️
9月25日の午後。
私は9月におママが制作した貼り絵の写真撮影をしていました。
すると、おママが見慣れぬ箱を開けて、
「ねぇー、これ、見て!」
と黄色い声を出しました。その箱はお菓子が入っていた紙箱で、昔おママが中身をその箱に移し替えた感じがしました。
「ほら❗️」
中から小さなルーレットのセットが出てきました。
手のひらサイズで可愛いんです。
⬇︎ちゃんと揃っているようです。今も回転します。
カラカラカラ〜ン🎵
小さな球が軽快な音と共に数字のスポットに収まりました。
⬇︎説明書も付いていますが、実にレトロな雰囲気です。中の活字も古い感じでした。
おママがジジとあれこれ言いながら触っています。
「これって、どうしたの?」
ジジに聞いてみたら、どうも昔々にジジが買ったらしい。
「いつ頃?」
「結婚する前だなぁ。」
「あらまぁ! 60年以上も前なの? 」
実は、私は子供の頃にこのルーレットで遊んだことはあります。おそらく小学生くらいの時かしら。カラカラ回すのが楽しかったのを覚えています。
その頃、既に「ふるーい」という感じだったので、やはりジジの言う通りの年代物なのでしょう。
ジジは懐かしそうに、チップの置き方や計算方法などを説明書で確認しながら、1人でカラカラとルーレットを回していました。
繰り返しても、当たりやすいようにチップをかけても、
「当たらないなぁ。」
なかなか、当たりませんよね。(^。^)
ジジはしばらく熱中していましたが、
発見した張本人のおママは直ぐに別のことに興味を示して、ルーレットの事は眼中に無くなっていましたが…。
古い物なのに、プラスチックが全く劣化していなくてとても綺麗でした。
ずっとしまい混んでいたからでしょう。
ところで、このルーレットはどこから出てきたのかしら?
もしかして、5月に押入れの天袋を整理した時に出てきたとか?
いえ、あの時、片付けたのは私とオネコでした。その時は見なかったのに…。
まぁ、確実に言えるのは、ジジとおママが物持ちが良いという事ですね。(^O^)
*本日アップの貼り絵
ルーレットのイメージに合うかなぁと思って、選んでみました。(^◇^;)
8月25日は月曜日でした。私が実家へついた時には、この貼り絵は既に完成していました。
「お母さん!これ、ステキよ。おもしろいわ。」
おママはにっこり笑いました。
でも肝心な事は、この貼り絵がどんな紙を使って制作されたかです。
完成した直後なら…、ゴミ箱を漁れば手がかりがあるかも知れません。
見つけましたぞ。⬇︎これ❗️残骸ですね。でも、文字が見えます。
「コム・デ・ギャルソンの広告だわ❗️」
⬇︎後日、おママの作業机から、こちらも見つかりました。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。