(2017年4月21日 診断から約10年2ヶ月 真ん中の大きなモチーフは昨日アップした貼り絵の家並⬇️と同じ包装紙から取ったようです。四隅の緑はリボンです。)
ジジはこのブログを楽しみに読んでおります。
おママの貼り絵をブログで紹介したいと、最初に言い出したのもジジでした。
89歳という年齢の割にはデジタルに強いのですが、
「印刷するんだ!」
と毎日プリントアウトに余念がありません。(笑)アナログだ〜。
今朝、ジジがブログを開いてプリントしていると、
おママが1階のパソコン部屋に降りてきたそうな。
「どうしたの?」
ジジが尋ねると、
「ご飯はどうするの?」
と言いながら、印刷された紙を手にしたそうです。
(なんて言うかな?)
おママの発する言葉を楽しみにしていたのですが、
おママは自分の貼り絵の写真と記事をみて、
何の反応も見せずに去っていったそうです。
「分かっていて言わないのか…?
いや、自分のだとは分からないんだろうな…。」
思うに、制作中以外は貼り絵のはの字も忘れているおママですから、
分かるはずもないのでしょう。
それでも、一緒にファイルを開いて現物を前にすれば、まるで制作時の思いを記憶しているかのように、滔々と自作について語ります。
この時は自分で作った貼り絵という認識があるのです。
一枚の用紙という2次元に封じ込まれると、
おママにとっては余計に自分とは遠い存在に思えるのでしょうね。