アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

胃癌の経過について。クレバアのQOL(番外編)

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(2019年7月31日 アルツハイマー認知症の診断から約12年5ヶ月)

 

 その後のクレバアの様子

クレバアはダンナのお母さんです。つまり、私に取ってはお姑さんです。

80代ですが頭はキレッキレでとてもクレバーな人なので、私と娘のアズキは密かに彼女を「クレバア」と呼んでいます。

 

そのクレバアは今年の春くらいから食が落ちて、今思えばその頃から体調がイマイチでした。

そして7月下旬にステージ4の進行性胃癌と診断され、8月初旬に退院しました。

癌は胃だけでなく肝臓と肺にも小さな転移が見られるようです。そのため、治療は手術ではなく抗がん剤治療になると説明を受けました。

 

しかし、高齢で体力もなく、厳しい副作用が予想されます。

家族で話し合った末に、クレバアが出した結論は抗がん剤治療はしない」でした。

少しでも長く自分の家で、癌の進行を遅らせながら、なるべく元気で良い状態を保ちたい。

クレバアの願いは、QOL(クオリティ  オブ  ライフ)、元気な状態で延命をはかる事です。

 

その後のクレバアはお蔭様で家の中のことはゆったりとマイペースで行い、食事も自分で食べられそうな物を作ったり買ってきたりして食べています。

今現在は痛みや苦痛が有る訳でもなく、クレバアが望んだQOLは保たれております。(^O^)

 

しかし、抗がん剤治療をしないとなると、クレバアは何の治療もなくなってしまいました。あとは緩和ケアのみです。

それはそれで張り合いがない。

クレバアは抗がん剤治療は嫌だけど何かしたいという思いが強くなりました。

そのため、医学的には賛否が分かれますが、丸山ワクチンをかかりつけ医に預けて、週3回注射に通っております。

この件につきましては、更に数ヶ月様子を見て書いてみたいと思います。

 

しかし、先々、在宅で対処できなくなる時も来るでしょう。

そのために、かかりつけ医から入院も可能な緩和ケア専門外来がある総合病院を紹介していただき、定期的な検査はそちらで行う事になりました。

これにより、訪問診療も可能なかかりつけ医と、いざとなったら入院できる総合病院も見つかったので、クレバア自身ホッとしたと思います。 

 

先週、クレバアは総合病院で3ヶ月ぶりのCT検査をしました。

それによると、胃癌の大きさに変化はありませんでした。しかし、肺と肝臓にある癌のような影はほんの少し大きくなっているようです。

「それでも、気にするほどの大きな変化ではありません。」

医師にそう説明されて、クレバアも付き添っていたダンナも胸を撫で下ろしたそうです。

この安定した状況が、少しでも長く続きますように…。

 

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 本日アップの貼り絵

ここ数ヶ月、おママはぼんやりしていることが多く、なかなか貼り絵に取り組まない日が増えてきました。

しかし、ハサミや糊を使わないでいると、おママは貼り絵に限らず、本当に何も出来なくなりそうです。

そのため最近では、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、

まるでおママが貼り絵をやり掛けているたと思えるような、お膳立てをすることも増えました。

 私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでおります。

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それで、2019年7月31日の「お題」はこちらでした。⬇︎ 

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 細長くて光沢のあるブルーの紐状の紙はとても華やかで綺麗でした。これらは過去におママが自ら切り抜いて仕舞い込んでいた物です。

 

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おなじみ紅茶のティーパックの袋は入れたいのですね。⬆︎

 

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 ⬆︎なかなか構成がまとまりません。

いろいろ思案中。ブルー系の細長い紙は使わないようです。

 

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 途中、昼ごはんや休憩などを入れながら、トータルで1時間半ほどで出来上がりました。

 

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとう御座います。