(2020年3月18日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年1ヶ月)
この7月は天候も不順で重苦しい月でした。
令和2年7月豪雨の傷跡も言えぬ被災地…。
お被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
犠牲になった方々の御冥福をお祈りします。
そして新型コロナウイルスによる新型肺炎は、いまだ終息は見えていません。
東京の新患者数は高止まりで減る気配もなく、この先に不安感ばかりが募ります。
暗いニュースばかりのこの頃に、更に俳優の三浦春馬さんの訃報をネットで見た時、私は驚いて叫んでしまいました。
まだ30歳。真面目そうな感じで、美しい容姿があり、仕事も切れ目なく…。
何故?
私などは想像もつきませんが、御本人にはきっと深い理由があったのだと思います。
御冥福をお祈りいたします。
*6月の訃報
不思議な事に訃報が続く事ってあるのですね。
6月はクレバァが亡くなり、それから1週間も経たないうちに、ジジと私が保険の仕事でお世話になったAさんが亡くなりました。
94歳、半年前から癌と分かり、闘病中だったとか…。
やはり時節柄、入院すると面会もままならいために御自宅で看取られたとの事でした。
「寂しくなるね…。」
Aさんの娘で、私にとっては仕事上の上司であり大先輩だったBさんから電話があった時は。珍しくジジも涙を滲ませ声を詰まらせていました。
そうでしょう。そうでしょう。
ジジにとってAさんは第二の人生においての盟友でした。年齢も近くてとても信頼していた人でした。(T_T)
Aさんの訃報から1ヶ月、最近になってジジはBさんから別件でお電話を頂きました。
その中で「母も…」と伺いびっくりしました。
つまり、Aさんの奥さんも、Aさんが亡くなって10日も経たないうちに亡くなったのです。
御家族では、
「仲が良かったからね…」
「Aさんが奥さんを連れて行ったのかも…」
「もしかしたら、お母さんがお父さんを追いかけたんじゃないか?」
と話していたそうです。
*このような事って、よくあるにかしら?
高齢のご夫婦で、どちらかが先に旅立つと、間もなく残された方も後を追うように逝ってしまった。そんな話を、以前聞いたことがあります。
この御夫婦は夫が認知症。奥さんは足腰が悪いながらも、その介護をしていました。
ところが、奥さんの方が急死され、1ヶ月以内に夫も亡くなったとの事。
遺された子供としては、その現実に直面すると呆然とするでしょうし、喪失感も倍になりそうです。
「でも『仲が良かったから、一緒に行かれて幸せだね』と思うより他にない、そう自分を納得させているんですよ。」
と娘さんは仰っていました。
そんなこんなをジジと話をしていたら、
「私が死んだら、おママもすぐだよ」
と言うではありませんか。
「でもおママはお父さんが死んだことも理解できなかったり、忘れたりするわよ。」
「いやいや、訳が分からなくなっても、世話してくれる人が居なくなったと思ったら、気を落としてしまうよ。」
「そんなもんでしょうか。」
「そんなもんだよ。」
かも知れませんね…。ジジとおママも仲が良さそうですから。(^◇^;)
あ、でも、ジジはさして弱気になっちゃいませんよ。
先日もオネコに、
「後、5年くらいは生きられそうだから…」
と言っていましたもの。
あれ、90歳のときは「後10年頑張りたい」と言っていたけど、
少し目標が下がったのかしら?
ここまで来たら、100歳まで頑張ってね。(๑˃̵ᴗ˂̵)v
*本日アップの貼り絵
「お題方式の貼り絵」です。
「お題方式の貼り絵」とは…。
昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
それで、「お題」はこちらです(↓)
小津和紙で購入した千代紙と広告冊子の切り抜きです。
(↓)広告冊子の表紙です。
もう何度も登場しているので、このモデルさんもお馴染みですね。
すんなり構成が決まって、楽しそうに糊付けしています。
同じ日に同じ「お題」で作られたお仲間です。(↓)
おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。