(2022年3月18日 アルツハイマー型認知症の診断から約15年1ヶ月)
*親子のすれ違い、思わず声を上げてしまった
このところ、東京は寒暖の差が激しいです。
先週の金曜日(22日)はとても暑くて最高気温が25.7度、夜になっても20度くらい。土曜日(23日)も最高気温が26度を超えましたが、日曜日(24日)は20度に届かないひんやりとした1日でした。
まだ暑さに慣れていない上に寒暖の差があると、もう身体がついて行けません。
春に不調を抱える方が多いのはそのせいもあるのだと思います。
私も例に漏れず、疲れが取れません。
そして昨日の月曜日は(4月25日)昼ごろの気温は25.5度、午後は26度台から25度台をうろうろしていていました。戸外では日差しが燦々とさして体感はもっと高かっただろうと思います。
ジジから頼まれた買い物をしながらの実家への道のりが、私には大変きつかったです。暑さと荷物の重さで身も細る思いがしました。(実際には細ってはいないのですが…)
実家へ着いて、ホッとしましたが、妙にひんやりとした風が吹いてきて、一気に汗が冷えました。
窓は閉まっている。
ジジはウールのカーディガンを着ている。
なのにエアコンからは冷たい風。
私は思わずエアコンを見ると、せっせと稼働しているではありませんか。
リモコンを見れば、冷房で設定温度22度❗️
「冷房をかけてんの?」
「うん、暑いでしょう❗️」
そりゃ暑いですわ。でも、その前にやることがあるよね。
この時、姉のオネコが庭仕事をしていて、私が重い荷物を持って来るから、ジジとしては気を利かせたのだと思うのです。しかし、それでも冷やしすぎではないか。
「暑いけど、暑かったらまず衣類で調節しようよ。ウールの物を脱いだら?それに窓を開けてとりあえず風を通すと気持ちがいいわよ。」
「それはそうだけど、だって、暑いでしょう。」
そうなのですね。
ジジは思いやりで部屋を冷やしておいてくれたのだから、ここは娘としては「ありがとう」というべきだったのか…。
「いや、汗が一気に冷えてかえって辛いわ。それにウールを着込んで冷房をガンガンつけるなんて、どうかと思うよ❗️」
私はジジを一喝して昼食の準備に取り掛かりました。
*温度調節がうまくいかない
高齢者あるあるですが、本当に寒暖の差を感じにくく、しかも衣類での調節はできなくなっています。
おそらく、この気温でも朝からウールのカーディガンを着込むくらいですから、ジジは全く自分の体感では感知できていないと思います。
オネコさんが来て、「今日は暑いわね」と言われて、ハタと気がついたのでしょう。
今日は暑いんだ。オネコさんは庭仕事、チャーこさんも暑い中商店街で買い物をしながら来る。
そして、一一足飛びに冷房を点けていた。
気持ちはわかるけど、汗が瞬時に冷えるのも身体には厳しいのですよ。
ジジの気遣いは分かるので、私もきつい物言いをしてしまい後から落ち込みました。
その後、ジジはウールを脱いで冷房を消しました。
この時期はまだエアコンをつけるほどでもないが、暑い時は暑い。
若い人でも水分をこまめに摂って、適宜に衣類などで調節をしていきたいものです。
しかし、これが高齢になると、いっそう難しい。
だからといって、ウールを着込んで冷房をかけるのは容認し難い。
悩ましいことです。
皆様、どうぞ良いコンディションでお過ごしくださいませ。
(↓)過去の気温のデータを検索できます。
例えば都道府県で東京を選択し、2022年4月25日の「1時間ごとの気温」を選択しますと、(↓)こちらが
*本日アップの貼り絵
3月中旬、私は久しぶりに小津和紙に行きました。綺麗な友禅紙を見ると欲しくなるので、ついつい何枚も買ってしまいました。(↓)こちらです。
おママの好みだと良いのですが…。
実際見せてみると、赤と青の縞模様はとても気に入ったようです。
3分の1ほどカットしておママに渡しました。
(この縞模様をどのようにおママはハサミできるかしら?)
そうしたら、私の予想に反して、(↓)
3角形にしたいそうです。
直角二等辺三角形は便利です。折り畳むだけで同じ形の小さなものが増殖していきます。
それはそれで、有れば他の作品でも使えますもの。(^O^)v
<おママの貼り絵制作動画①>
2022年3月18日 15:01〜(1分12秒)
おママは楽しそうに三角形を切っています。
マ「ちょんちょんちょこちー♪」
チ「三角がいっぱい出来ましたね。」
マ「それじゃぁどうする?」
おママは切った三角形を揃えて、模様の出方など吟味しています。
青い直角三角形もたくさん出来ました。
さて、おママは大きな直角三角形をこのようにハガキの上に配置しました。(↓)
その三角形の間はどうしましょうか?
おママは一つの紙片に注目しました。
<おママの貼り絵制作動画②>
2022年3月18日 15:21〜(5分)
おママは植物模様を切り抜き始めました。切り始めたら夢中になってしまいます。もはや赤と青の直角三角形の事はお忘れかもしれません。(^O^)
(↓)しかしながら、切り抜いたら切り抜いたで、その存在は頭から消えてしまうようです。次におママを魅了したのは金の市松模様でした。
急におママはそれを手にして…。
それから、おママは中央に植物模様の切り抜きを貼ると決めたのですが、どのような向きに配置するか悩み始めました。
上下左右を逆に置いてみたり、くるくる回してみたり、なんと13分間もおママは画面中央に配置した植物模様を指で動かしながら考えました。
そして考えあぐねた末に、おママは決められないまま疲れ果てたのです。私もそのおママの繰言に相槌を打っていたら一緒に消耗しておりました。
やがておママは成り行き任せに糊をつけ始めたのですが…。(^◇^;)
<おママの貼り絵制作動画③>
2022年3月18日 15:45〜(1分45秒)
植物模様の切り抜きに糊を付けたは良いけど、おママはあんなに悩んだというのに
マ「これどういうんだっけ?」
これをどうするんだっけ?というのを聞いて私は白目を剥きました。(°_°)
チ「真ん中に…。」
おママは一応私の「真ん中に」という言葉は理解してくれたようです。
貼った後におママは糊の水分ですっかり反ってしまったハガキを平にしたいと思ったようです。
マ「ひとつ…ほとけん」
「ほとけん」って何ぞや?
おママは重石に使う本などを手にしました。
チ「あ、載せておくのね。」
認知症の人はよく造語すると聞いたことがありますが、重石を「ほとけん」とは、
おママは頭の中は不可思議です。(^O^)
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。