(2019年4月17日 アルツハイマー型認知症の診断から約12年2ヶ月)
*なんじゃ、こりゃ〜⁉️
時折、おママの貼り絵を見ていますと、
「なんじゃ、こりゃ‼️ 元は何だったのか⁉️」
と驚くことがあります。
ブログを始めて早2年半。それ以前より、私はおママの貼り絵を注意深く見るようになったので、だいたい使用した元の紙の見当はつくようになりました。しかし謎のまま迷宮入りする事もあります。
今日アップした貼り絵は、おママが制作した日に解決できた稀有な例です。
*4月17日の捜索劇
この作品をファイルの中に見つけた時、
大胆な構成には似合わぬほど、元の紙の図柄が可愛いのに驚きました。
そして、私があまりに見慣れない紙を、おママは使ったようです。
「今のうちに見つけておかなきゃ❗️」
私はゴミ箱をひっくり返して手掛かりを探しました。
それで、発見できたのは⬇︎です。
「11ページ」を表面とします。
こちら⬇︎「12ページ」は上記の掲載写真の裏面に当たります。
写真は結構拡大されています。
実際はページ番号の隣に記載されている文字はもう少し小さくて、眼の悪い私は眼鏡をかけても読めませんでした。
でも、オネコが
「クラフトパンチって書いてあるわよ❗️」
と読んでくれたので一気に解決しました。
おママの作業机の周辺を虱潰しに探っていきますと、見つけました❗️
クラフトパンチのカタログです。
2006年のですから随分昔のですね。
⬆︎この写真、右が11ページ。その右下の部分から貼り絵の材料を切り取ったのでしょう。
*この頃だったのね。(^。^)
2006年といえば、今から13年前です。
おママが認知症の診断を受けたのが12年前。
そうすると、おママは診断を受ける少し前にクラフトパンチを買い揃えていたのですね。
改めて、それが分かり感慨深いです。
13年前のこの頃には、おママは既に貼り絵制作を始めていました。
時には綺麗に型抜きをされた小片を構成してみたかったのでしょう。
その後もずっと10年近くクラフトパンチはおママの作品に華やぎを与えてくれました。本当によく使って、今では壊れて使えない物も幾つかあります。
最近はおママの認知症が進んでしまい、私がクラフトパンチを出してあげないと、その存在すら知りません。それでも、現物を見ればすぐ使い方は分かります。
おママの貼り絵にとって、クラフトパンチは共に歩んだ友達みたいな物かも知れませんね。
⬆︎以前もアップした写真です。初期の貼り絵ファイルを開いて見ているところです。
クラフトパンチで型抜きしたパーツを組み合わせた作品があります。特に手前の4作品です。
壊れたクラフトパンチは新しいのを買って取り替えてあげようかしら…。(^O^)
⬇︎2年前の記事です。突然、おママはクラフトパンチの裏技を思い出しました。
⬇︎こちらは最近の作例です。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。