お身内にアルツハイマーの御家族のいらっしゃる方とお話をしますと、必ずお薬の事になります。
「アリセプトのんでるの?」
合わない患者さんも多いようです。
(2007年1月頃 診断の頃)
代表的な副作用は、食欲不振、胸のむかつき、嘔吐。
そして、活発になったり、興奮して攻撃性や暴力性が現れたり、
徘徊が始まってしまう事もあるようです。
2007年当時、抗認知症薬として認可されていたのはアリセプトだけでした。
だから藁をも掴む思いで、アリセプトは飲ませたい。
でも、一応まだ平穏に暮らしているおママに強い副作用が出たら、
本人も私達も辛い。
オネコが「物忘れ外来」に罹るのを躊躇った一因は、このアリセプトの副作用でした。