(2017年7月18日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年5ヶ月)
*1ヶ月が足早に過ぎ去り…。
暑い暑いと言いながら、1ヶ月が終わったような気がします。
お陰様で、おママはこの暑さの中でもコツコツ制作を続けています。
今月のイチ押しに、涼しげで可愛らしい貼り絵を選んでみました。
この貼り絵、珍しく裏面の日付のところに
メモ書きがあるのです。
「パパと2人で作りました。」
その内容も珍しく、ちょいとジジに話を聞いてみました。
すると…、
「貼り絵は側で見ていただけで、本当に一緒にやったのは折り紙なんだよ」
とのこと。
「そうなんですか〜⁉️」
*この貼り絵の制作日はディサービスの初日でした。
今年、おママは介護認定の更新がありました。
今回は歩行が困難になりつつあるジジも認定請求をしました。
(その事は書きたいと思いつつ、まだ書けていません。トホホ…。)
結果として、おママは要介護2、ジジは要支援1になりました。
それで今月から週に1度2人でディサービスに行くようになったのです。
ジジがこれ以上筋肉を落とさないようにするため、体操やリハビリ用のマシーンがある施設を選びました。
自由時間の時に、ジジはおママと一緒に本を見ながら、
あーでもない、こーでもないと話しながら紙風船を作りました。
出来上がって息を吹き込んだ時、ジジは小さな達成感を感じたそうです。
「結婚して56年、こういう事は初めてで、若いうちからこのような事をやっていれば、おママはアルツハイマーにならなかったのではないか…。」
別に折り紙でなくても、
もっと一緒に何かやっていればな〜という事だと思います。
それでも、おママはアルツハイマー型認知症になったかも知れない…。
*この貼り絵の材料は
折り紙をしている時に、おママは気に入った折り紙を見つけてディサービスのスタッフさんから2枚くらい?貰いました。
それが貼り絵の水色のパーツです。もとは青系と白の和柄。
余程、気に入って興に乗ったのか、
おママは家に戻って直ぐに⬆️上の貼り絵に取り組んだとか。
一緒に作ったのは折り紙ですが、
きっとおママも嬉しかったのでしょう。
それが貼り絵の裏の
「パパと2人で作りました」
というメモ書きになったのかも知れません。
後日、写真を撮る時に
「お父さんと一緒に作ったの?」
とおママに聞いてみたら…。
「やっていたらお父さんがやって来て、なんのかんの言っていたのよ〜〜」
と言っておりました。
あ、そうなんですか……。
まるで覚えているかのような仰りようです。覚えているのか?
兎にも角にも、この「パパと2人で作りました」を今月のイチ押しに決定‼️
パチパチパチ👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏