(2018年4月15日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年2ヶ月)
*暑いと食べたくなる物
昨日(5月18日)も関東は暑うございました。特に午前中は日差しが強く湿気も強いから、歩くと汗が吹き出しました。今からこれでは先が思いやられます。
こんな暑い日、何が食べたくなりますか?
かき氷でしょうか?アイスクリームでしょうか?
冷やっとしたお素麺もいいですね。冷奴ものどごし良さそうです。
キリッと冷えた炭酸水も良いなぁ。(私は下戸ですからビールは頂きません)
あれこれ思い付きますが、私の場合…、断然キュウリです。
お行儀悪いけど、暑い日にキュウリを見ると、ガブッと齧り付きたい衝動に駆られます。(野生の血が目覚めませんように)
私はスーパーの店頭に並ぶキュウリに目を奪われました。青々として新鮮そうです。3本98円、この辺りでは割と特価でした。
*突然のやる気
最近、おママは自発的に料理をしなくなっています。昼食の支度時も、台所に立ち入ってはみるものの、「あら、よろしくお願いします」とか言って、すぐ退散してしまいます。
ところが、昨日(5月19日)私がちょっと目を離したスキに、おママは自ら台所に立って何かをやっているではありませんか❗️
私が恐る恐る覗いて見ると…、
何と❗️私が買って来たキュウリを斜め切りにしていました。
しかも、その仕上がりは厚みも均一で実に綺麗。私より上手い…。
(写真に撮っておけば良かった…。)
おまけに、両手でニギニギしながら、
「ああする?」⬅️ (キュウリを塩もみしようか?というニュアンス。)
言葉は出なくても「キュウリの塩揉み」のイメージはおママの頭に残っていたようです。それはとても嬉しかったのですが、私は断りました。
だって、水気をたっぷり含んだキュウリのパリパリした食感を味わいたかったからです。(^。^)
*やる気の元は何だろう。
ふと、私は疑問に思いました。
おママが突然やる気になった原動力は何なのか?
ケースバイケースだと思いますが、その「やる気スイッチ」が分かれば、おママへの対応法のヒントになるのではないか?ちょっと考えてみました。
① すぐに切って食べるつもりだった私が、キュウリを冷蔵庫の野菜室に入れずに、目に止まりやすい所に置いていたから?
➡️(見えてもやる気ない時の方が多いから何とも言えませんが、目に留まりやすい所に出しておくと、おママは手に取る傾向があります。)
② 暑いから、おママもキュウリが食べたくなったのか?
➡️(有り得そうです。やはり食べたい物には正直?)
③ この日は脳の血の巡りが良かった?
➡️(最近、穏やかなおママがジジになんだかんだと文句を言うのは、いつもより脳の働きが活発な時のように感じます。この日もジジのやる事に物申す場面がありました。それは周囲の状況が目に入りやすく、それに対して何らかの考えを持ち易いからでしょう。)
私が最有力と思うのは③です。
ただ、時として脳の働きがいつもより活発で周囲がよく見えるのは何故か。
それは不明です。体調の良し悪しにも関わっているのでしょう。
しかも不思議なことに、おママが家事を気にする時は、貼り絵をしていない傾向があります。(^。^)
実はこの日も午前中、貼り絵制作はお休みでした。
家事に気を取られる脳の働きと、制作意欲を刺激する脳の働きは別物なのかもしれません。
つらつら考えてみましたが、謎は深まるばかりです。
でも、引き続き、おママの「やる気スイッチ」を探していこうと思います。
*本日の貼り絵
なんども登場している写真ですが、本日アップの貼り絵は⬇️のテッシュボックスの緑バージョンを使っています。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。