アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

七夕飾り

 

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(2018年7月4日  アルツハイマー認知症の診断から約11年5ヶ月)

 

 目の覚めるような

7月4日

私は実家に着いてすぐ、作業机に向かうおママの背中を見つけました。

「お母さん、こんにちは。」

声をかけても振り向きもしません。おママの手元を覗き込んでみるとあまりの鮮やかさに私は「おっ‼️」と声を上げてしまいました。

「きれいな紙ね。どうしたの?」

おママはそれには答えませんでした。答えが見つからなかったから?

その答えなどどうでも良かったのかも知れません。

 

前日にデイサービスに行っているので、私はだいたい見当がつきましたが、一応ジジに聞いてみました。

「あ、あれね。昨日デイサービスで七夕飾りをしてね、その切り落とした残りがきれいだったから、おママが貰ってきたんだよ。」

やっぱりね。(^。^)

星や笹の葉のイラスト、はさみのマークが実にカラフルです。の頃の端っこだけでも持ち帰りたい。おママなら絶対そう思うでしょう。(^o^)

 

はさみをつかうよ

楽しそうに貼り絵をしていましたが、作品自体もとても明るい雰囲気です。

おママがどこまで意図したか分かりませんが、『まっすぐきろう。』『ジグザグにきろう』と書かれた吹き出しと右端のハサミマークが呼応しているようです。

 

⬇️ の作品もおそらく同じ日の相次いで制作したのだと思います。 

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 (2018年7月4日 頃  アルツハイマー認知症の診断から約11年5ヶ月)

 

『はさみをつかうよ   (はさみマーク)  おとなのひとと………』

おとなのひとと?

どうするのかは⬇️の制作途中写真に写っています。

この用紙は小さなお子様向けなのでしょう。でもこんなに可愛くて楽しそうなら、私も童心に返って七夕飾りをやってみたかったです。

 

おママは短冊にどんなお願いを書いたのかしら?

お願いではなく名前だけかしら?

今となってはおママに聞いても分かりませんが、知りたいなぁ…。

 

紫について

紫系って大好きな色ですが、私にはちょっと厄介な色です。

神秘的で高貴な雰囲気の色なので、今まで配色に悩むことが多かったのです。

それは洋服や小物でも同じで、気後れして滅多に身につける事はありませんでした。

 

でも、案外どんな色とも合うんだな…。

気後れしていないで、使ったら良いんだ…。

この2点の貼り絵を見て、ふとそんな事を思いました。

 

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おママの貼り絵を見て下さりありがとうございます。