アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

お誕生会

f:id:harienikki:20181105220516j:plain

(2018年9月15日  アルツハイマー認知症の診断から約11年7ヶ月)

 

おママは85歳になりました。パチパチ👏👏👏👏👏

この一年さほど変化もなく(ジジもおママも若干衰えてはいるが)過ぎた事に感謝し、来年も同じようにお祝いできますように。

今日アップの貼り絵は花のようにも見えますね。

おママ、お誕生日おめでとう。

 

今日のランチは♫

毎年おママのお誕生日には、駅前のケーキ屋さんでカットケーキを買って食べます。でも今年は趣向を変えてみようと計画していました。

近くにカフェが出来たのです。

「そこに行ってみて、ランチしようか…。」

オネコが言い出しっぺで、ジジも私も乗り気でした。

平日だから予約はしていないけど、それが今日(11月5日)の予定だったのです。

私は(初めてのお店だわっ!)と心弾ませておりました。

 

拒否反応

私が実家に着いたのは11過ぎでした。既におママはお昼の事が気になって、

「どうしたらいいかわからない。頭が痛くてフラッフラする」と訴えていました。

「今日はあなたの誕生会をするんて、外に食べに行くから大丈夫だよ。」

「誕生会ってなに?」

「お母さんのよ…」

「あなたの85歳のお祝いだよ。」

「えっ⁉️お母さんって私の事なの?」

あー、今日はそこからですね…。私の母親である自覚は皆無ね。(°_°)

「すぐ近くに新しいお店が出来たのよ。みんなで行きましょう。」

この会話の後、おママはすっかり混乱をきたしたようです。

「私は行かないわ。今日は無理よ。頭が痛くてフラッフラするのよ。」

おママはすぐさま布団に入り横になってしましました。

「しばらく経つと(行かないと言い張った事も)忘れて、一緒に行くだろう。」

ジジはそう言いましたが…。実際、みるみる顔色も悪くなったのです。

 

私はオネコが実家に来る前に体勢を立て直そうとしました。

おママにお湯を飲ませたり、

かりんとうで釣って布団から誘き出し一緒に食べたり、

洗濯物を干すのを手伝ってもらったりしました。

しかし、事、話題が昼食になると、

「お父さんと一緒にみんなで近くに食べに行くのよ」

と聞くなり、露骨に気がすすまない顔をしました。

(無理かな〜。予約していないから止めても良いのだが…。昼食の算段を何もしていないし、手間だな…。)

そう、私の本心は、急に予定を変えて食事の準備をするのが面倒だったのです。

だから、なるべく行きたかった。(⬅︎書いていて自分のクズっぷりに呆れます。)

 

しかし、無情にも雨が降り出し、ジジはシルバーカーなので出かけるのを断念せざるを得なくなりました。

「雨が降ってきたから、お出掛けはやめておウチで昼ごはん食べましょうね。」

そう言った途端、おママの顔色が良くなったのを、私は見逃しませんでした。 (^O^)

やっぱりね。不安だったのね。

それで例年の通り、おママのお誕生会は実家でケーキとなりました。

 

考えてみれば

私はケーキを食べながら、どうしておママが拒否したのか、考えてみました。

そもそも、おママは自分の誕生日の自覚がなく、新しいお店に行ってみたかったのは、おママ以外の3人でしょう。

それに、前述の会話にはおママを混乱させる要素がふんだんに盛り込まれていましたね。

 

「今日はあなたの誕生会をするんで、外に食べに行くから大丈夫だよ。」

「誕生会ってなに?」

おママは誕生日の意味がわからなくなってる。混乱①

 

「お母さんのよ…」

「あなたの85歳のお祝いだよ。」

「えっ⁉️お母さんって私の事なの?」

自分が目の前にいるオバハンの母だという自覚がない。混乱②  

さらに85歳と聞いて、自分せいぜい75くらいだといつも思っているから混乱③

 

「すぐ近くに新しいお店が出来たのよ。みんなで行きましょう。」

おママにはすぐ近くの新しい店が謎。新しい事は不安でいっぱい。混乱④

訳わからないところに連れて行かれるのは恐怖でしかない。混乱⑤

 

夏の記事では、おママの感覚を大事に「おママ、First❗️」を目指そうと思ったのですが…、やはり、なかなか「言うは易し、行うは難し」でございます。(^O^)

harienikki.hatenablog.com

 ⬇︎去年のおママの誕生日

harienikki.hatenablog.com

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。

 

私事ですが…。

今週水曜に白内障の手術をします。

手術自体は安全性が高く(リスクが皆無ではないですが)多くの高齢の方が受けているいらっしゃいます。ほんの20分くらいで終わるそうです。1年半悩んだ末の決断なので、手術自体には迷いはありません。

 

しかし、私は臆病者でビビっています。

何が怖いかと言うと、目だけの局所麻酔だからなんです…。

全身麻酔で私が眠っているうちならば、切ったり貼ったり、煮るなり焼くなり、存分にしてくれたら良いのです。でも、音や気配が分かってしまう。それが怖い❗️

ひたすら怖いです。❗️(°_°)

 

先日テレビで⬇︎こちらのニュースを見ました。動物も白内障になるのですね…。

執刀した獣医さんの腕が素晴らしいのだけど、

「クマさんが頑張った。」

私は勇気付けられました。 (笑笑)

(それならヒトさんの端くれである私も頑張らねば❗️)

でも、手術の映像を見たら、当然のことでしょうが、クマさんはどうやら全身麻酔だったようですね…。私は局所麻酔なんですよ…。ぶつぶつ…。

www3.nhk.or.jp

 

手術の手引きには「顔・体を動かすと危険です。痛み・咳・くしゃみ等の時は言葉でお伝えください。手術装置の音や、医師・看護師の会話は聞こえます」と書いてあります。

 

くしゃみって、言葉で伝える余裕もなく出てしまいますよね…。

それに私は子供の頃から、不意に声をかけられたり緊張していると、ビクッ❗️と身体が震えることがあります…。そのビクッ❗️は突然やってくるのです。事前に知らせる事が出来るでしょうか。

怖い、怖い…。

どうか、手術中に私が身体や顔を動かしませんように、祈るばかりです。 (^O^)

 

そんなこんなで、読者登録させていただいているブログへは、数日の間は訪問できないのではないかと思います。申し訳ありません。後日、まとめて拝見させていただきます。

今回は長い文章になってしまいました。読んでくださり、ありがとうございます。

ではまた…。m(_ _)m