(2018年10月24又は25日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年8ヶ月)
こんばんは!またも代打で登場、娘のアズキです。
いつも母のブログを読んでくださる皆さん、本当にありがとうございます。
時間の都合上、私からはなかなかコメント返しができないのですが、
皆さんから頂いたコメントは全てニヤニヤしながら読ませていただきました。
これからは手術明けの母を支えつつ、私も読者としてこのブログを楽しもうと思っています♪
*小六の夏、祖母と一緒に作った自由研究
あれは熱い夏、甲子園でマー君やハンカチ王子が大活躍していた頃の話です。
私は小学校最後の自由研究として、祖母からマーブル染めを教えてもらいました。
全くのゼロからのスタートだったため、はじめは慣れない工程に苦戦したり
思ったように染まらず気を落としたりすることもありましたが、
そのたびに祖母は笑いながら「こうやるのよ」とお手本を見せてくれました。
私が失敗するたび面白がって、失敗作も大事に取っておこうとする祖母も
もしかしたら孫と一緒にマーブルをやるのが楽しかったのかもしれません。
何枚も何枚も染め続け、ようやくキレイに染まったペーパーを祖母に見せて
「上手くいったでしょ?」と聞いてみたら、
「ふふっ、まだまだね♪」
と、返されたのを覚えています。笑
ちなみにその後、作品と一緒にマーブル染めの制作過程を資料にまとめて
学校に提出したところ、クラスの友人が褒めてくれました。
最近ではマーブル染めをする機会もなくなりましたが、
祖母の貼り絵には今でもマーブルペーパーが使われています。
それを見ると私は、ふとあの夏の自由研究を思い出したりします。
*制作過程は忘れても、自分の貼り絵は「好き」?
祖父母の家に行くと、祖母は私によく自分の作った貼り絵を見せてくれます。
作ったときのエピソードは覚えていないようですが、作品を指差しては
「これ、いいでしょ〜」
「こんなのもあるわよ」
「これなんか、ちょっと面白いわよね」
なんて楽しそうに話してくれる祖母を見ていると、少しほっこりした気分になります。
しかし同時に、少しうらやましく思ったりもします。
私は幼い頃から絵を描くことが好きで、今でもたまにイラストを描きますが、
描き上げてしばらく経ってから自分の作品を見ると「なんだこの絵・・・」
と青ざめることがしばしばあります。
それは私が直感やフィーリングではなく、「デッサンが」「線描きは」「影は」
という理想像や固定概念にとらわれながら描いているのが要因かもしれません。
その点、「こうあるべき」などの固定概念が無くなりつつある祖母は、
台紙のハガキとキレイな紙を目にすると気の向くままに切り貼りしています。
その分たまに突拍子もない切り取られ方をしている題材や模様もありますが、
祖母のセンスなのか不思議と面白くてクールな作品に仕上がったりします。
もしかしてアートって、楽しんだもの勝ち!?
そんなことを祖母の貼り絵を見ながら思ったりしています。
読んでくださってありがとうございました♪
以上、アズキでした(*´・v・`)
*本日アップの貼り絵
記憶に新しい(⁉️)東急百貨店のマークです。切り抜いたパーツの残りで製作したのでしょう。⬇︎作業机の上に有りますもんね。 (^O^)
今日アップの貼り絵は、実は残り物の寄せ集めなのです。
この10日ほど前におママはこんな貼り絵を制作していました。⬇︎
(2018年10月15日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年8ヶ月)
「学んでつくって遊ぼう!」
から想像すると、おそらくイラストはデイサービスで使った工作用紙の残りだと思われます。楽しそうな秋祭りでしょうか?(^。^)
この貼り絵を見て、もう一度トップの貼り絵を見た時、提灯や東急のマークの使い方に思わず「ふふっ」て笑ってしまいました。遊び心を感じます。
おそらくおママも「ふふっ」て顔をほころばせながら糊付けしたのではないかと思います。(o^^o)
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。