アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

正月からサスペンス‼️(^O^)

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  (2018年11月28 日  アルツハイマー認知症に診断から約11年 9ヶ月)

 

  年始の挨拶

1月2日は年始参りの日です。

普段は1人で通う実家ですが、正月ばかりはダンナとアズキも一緒です。

こういう時って、いつもと勝手が違うような、他所の家に行くような、不思議な感じがしますね。

この後ジジとおママを連れて直ぐにオネコの家へ行くので、滞在時間は20分くらいでした。

  

その間の事です。おママは若いアズキが物珍しかったのでしょう。

「あなた…大きいのね…。」

背が高いと言いたかったのですね。顔や背格好をしげしげと見つめていました。

「まぁ、ほんとに…。」

若いって良いわね〜、と言いたかったのかも知れません。おママは感歎の声を上げた後に、微笑みながら言いました。

 

「あなたは…どなた…?」

「あ…、はい…。孫です。

アズキは想定内のことなので苦笑しながら答えました。

「えっ?マゴ?それはどういうことなの?」

「おばあちゃんの娘の娘なので、孫なんです。」

娘の娘…。

 

そこで、アズキは私と自分を指差しながら説明したのですが 、おママは更に混乱をきたしました。

「えーーっ、私の?」

「孫です。」

「えーーっ、私わからないわ。あら、どうしたら良いのかしら?」

 

一から説明しても、説明しているうちに最初の方を忘れるから、

この手の話は笑って受け流すのが一番だと思います。

 

「まぁ、いいから、いいから。気にしないで…。」

私とアズキが笑顔で言ったら、おママも動揺を押し隠すように笑っていました。

 

アズキは年に数回しかおママに会いません。

ですから、面と向かっておママに「どなたですか?」と聞かれる事も滅多にありません。いくら想定内といっても、ショックだったかしら…。(^。^)

一応フォローはしておきました。

「まぁ、おママにしてみれば、知らない若い女の子に『私はあなたの孫です』と言われたら、びっくりするよね。」

「そりゃぁ、そうだよね。おばあちゃんにしてみたら、

ホラーかサスペンスだよ。怖いわ。」

 

 見知らぬ若い女が突然訪ねて来て、

「私はあなたの孫です❗️」

本当だろうか?この人は何故そんなことを言うのだろう?

何か企んでるのではないか⁉️ 

まるでサスペンスドラマです。昔の土曜ワイド劇場か⁉️

 

これは大袈裟でしたね…。

頻繁に認知症の家族に接していれば、親子関係や血縁関係を認知していない患者とどう向き合っていくか、その人なりのやり方を編み出していると思います。

でも、盆正月にしか会えない人の場合、戸惑う事も多いのではないかしら。

 

親族の名乗りも難しいですね。

今年の正月も、アズキとおママのサスペンスドラマのような光景が、

日本中で有ったかも知れませんね。(^。^)

 

⬇︎アズキの書いてくれた文章に関連する内容があります。

harienikki.hatenablog.com

 

オネコの家で

丁度、オネコの娘のユズちゃん一家が泊まりに来ていました。

おママは可愛いひ孫のモモちゃんや弟君と遊び、ジジはその写真を撮ることができました。いつも小さい子が大好きで興味津々のおママですから、終始ご機嫌でした。

 

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⬆︎2018年1月2日撮影。ひ孫と絵本を読むおママ。

 

本日アップの貼り絵

 斜めに画面を横切るように貼ってあるのは栞です。

和紙で出来た女の子ですね。随分以前からおママの作業机にあったと思います。

写真撮影の時に、ママはこの貼り絵を指差して言いました。

「ドーンと貼りたくなったのね。」

思い出したような、思いついたような、おママは軽く笑っていました。(^O^)

 

 嬉しいお土産❣️

 甲府に帰省していた姪のユズちゃんが嬉しいお土産をくれました。

「ブログに書いってあったから。」(^。^)

思い出してくれたのね。本当に嬉しかったです。ありがとうユズちゃん。

改めて思います。金精軒の生信玄餅は美味しい…。

賞味期限が短いのがネックだけど、それが美味しさの理由でもあります。

下記10月の記事では写真を撮る余裕もなく食しましたが、今回はバッチリです❗️

お皿の上の信玄餅はきな粉をかけて黒蜜を少し垂らし、その上から又、きな粉を振った状態です。(私の好みのやり方です。)

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harienikki.hatenablog.com

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。