アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

所定の場所

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(2018年12月12日  アルツハイマー認知症の診断から約11年10ヶ月)

 

 い回復しました❗️

暴食が災いしてお腹を壊した私ですが、もうすっかり食べられるようになりました。

具合が悪い時は早く回復したいと思うのに、

治ってみれば我ながらケロリとしたものです。

もう少し食欲不振が続けば、痩せられたのに❗️なんて身勝手な事を考えております。

それでも反省して、今後は自分の食べる量などを見直したいと思います。(^O^)

 

 毎回違って、悩む。(°_°)

私は月、水、金に実家へ行きますが、今年に入って「あれ⁉️」と思う事が多くなりました。それは台所にある食器棚の中。

 

(1)行くたびに、毎回食器棚に入っている食器の場所が変わっています。

その都度、私は「あの皿はどこに行った?」「いつもの鉢はどこ?」という具合に食器棚の中を見渡しながら探します。

 

(2)食器は5個セットが多いのですが、実家の食器は長い年月の間に1つや2つ失くなっています。それでも残った物は同じ種類でまとめて重ねていました。

ところが、最近は同じ食器がてんでバラバラな場所に置かれています。食器棚を開ければとてもチグハグな印象を受けます。

 

(3)マイ箸のしまい場所が一定しなくなりました。ジジ、おママ、私は其々食事の時に自分の箸を使います。そのしまい場所が変わるので、毎度のようにジジや私は幾つかある食器棚の引出しを開けながら探します。時にはおママも「お箸どこかしら」と悩んでいます。

 

いずれもおママの仕業ですね…。(^。^)

 

所定の場所を忘れる

昨年までも(3)のマイ箸問題はよくありました。おママは箸のしまい場所を必ず忘れるので、私やジジが出して上げるのですが、大体すぐに見つかりました。それは所定の場所がブレていなかったからです。

しかし、今年に入ってから、おママはジジや私がいつもの所に片付けた箸を、おママなりの考えがあって、移動させるようです。それで、おママ自身は移動先の記憶が失くなるから箸は行方不明になってしまいます。酷い時は箸が1本失くなったりします。

 

片付け場所が分からなくなる。だから本来の所定の場所に疑問を感じて、移動させてしまう。

 

これは(1)にも当てはまると思います。

種類ごとに重なっている食器が、そっくりそのまま食器棚の別の場所に移動している現象は、長い間そこに有ったという記憶が失われたから起きるのだと思います。

ここじゃない❗️

比較的に気がはっきりしている時のおママは、だいたい片付けモードに入っていますから、そう思った時に食器の移動が行われるのでしょう。

 

(2)は所定の場所の問題というより、おママが同じセットの食器同士を、同じだと認識できなくなっているからかも知れません。

 

これは食器棚の中の些細な問題かも知れません。

おママが今現在、そのような行動パターンを持っているのだと認識していれば、ほんの少しのサポートで何とかなる事でもあります。

しかし、今年に入っておママの認知力は確実に衰えてきたように思います。

 

 本日アップの貼り絵

昨年、友人から頂いた包装紙を使いました。

⬇︎こちらです。華やかですね。(^O^)

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 資生堂パーラーの包装紙なんですって❣️

 同じ包装紙を使って⬇︎こんな貼り絵も出来ました。

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(2018年12月14日アルツハイマー認知症の診断から約11年10ヶ月)

 

⬇︎資生堂パーラーの公式HPです。 

parlour.shiseido.co.jp

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。