(2017年8月5日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年5日)
昨日のこと(9月20日)…。
私が実家で貼り絵のファイルを開いて見ていたら、ふいにおママに声を掛けられました。
「ねぇー?」
私が振り返ると、おママは何かを差し出します。
「これは何かしら?」
その手元を見ると、防虫剤が…❗️ありました。
それは昔からあるパラゾール系のではありません。
2cm×3cm角で、中は赤いゼリーみたいな薬が入っています。
後でネットで調べて見ましたよ。それは、1年は効力があるというエンペントリン系の引出し・衣装ケース用の防虫剤…。
私は一抹の不安を感じました。
「お母さん。これは防虫剤よ。」
「防虫剤か…。」
防虫剤の意味が分かっているのかいないのか?
私にはこの時、判然としませんでした。ただ、嫌な予感しかしない…。
「お母さん。これは何処にあったの?」
「うーん?」
最早、おママは何処から持ってきたかすら、記憶にないようです。(涙)
老婆心だとは思いましたが、一応釘を刺しておきましょう。
もし、見当識障害が少し前より進んでいたら、危ないかも知れません。
「お母さん❗️絶対にこれは食べないでね‼️」
すると、おママは仏頂面をして言い放ちました。
「分かっているわよ〜‼️」
嗚呼、おママごめんね。ちゃんと分かっていたのね。
防虫剤の何たるかを。食べられないって事も。
まぁ、私は心配性なんで…。(笑)すまん、すまん…。m(__)m
おママの貼り絵を見て下さり有難うございます。