(2019年9月23日 アルツハイマー型認知症の診断から約12年7ヶ月)
*台風19号の爪痕
被災された方は多く、地域も広範囲で広がっております。
避難所にいらっしゃる高齢の方々中には認知症の患者さんも少なくないと思います。
この病気ではない方とは、どうしても同じように出来ないことがあります。
そして、避難所を運営している方々にとっても、その支援は難しく感じるのではないでしょうか。
⬇︎下記のサイトの下の方に分かりやすい「支援ガイド」があったので、貼り付けさせて頂きます。
*ちっちゃい‼️ (°_°)
8月から、おママは土曜日に1人で認知症患者専門のデイサービスに通所するようになりました。
通い始めて丁度1ヶ月くらい経った時、おママは作品を持ち帰りました。
それは⬇︎下の写真です。(^O^)
ちっちゃい‼️
一緒に写り込んでいる一般的な楊枝と比べても、実に小さい。
9月16日月曜日に、私が実家へ行くと、ジジが嬉しそうに私に見せました。
「土曜の午後に民家園に連れて行ってもらって、作ったんだって。」
えっ…。おママがですか…。私は暫し絶句してしまいました。
「お母さん、すごいですね。これ、作ったんですか…。」
まぁ、そんな事をおママに聞いたところで、ご本人は「そうかしら?」と、キョトンとするばかりです。
記憶がないと、「作ったのよ!」と自慢もできないわけですから、ある意味、気の毒ではあります。
⬆︎きちんと編めています。もしかしたら、鼻緒を付けるのは講師の方だったかもしれません。それでも、よく頑張ったと思います。
連絡帳にはデイサービスのスタッフさんのコメントがありました。
「午後は外出で次大夫堀公園に出掛けました。ミニ草履作りをしました。小さな作品作りでしたが、結構集中して出来ていました。」
そして、⬇︎下の写真はデイサービスのスタッフさんから頂いたもの。その時の様子ですね。確かに集中しているようだわ
次大夫堀公園は世田谷区にある民家園です。
連絡帳のコメントによると、おママは古民家を見て周りながらしきりに「いいところね」と言っていたそうです。
おママ、楽しめて良かったね。
そして車でとはいえ、結構遠くまで連れて行ってくださり、感謝しております。
*この草履を見て思った事
このミニ草履を見て、私は感心するより先に思った事があります。
それは…。
(おママ!眼はかなり見えているんですね。
私より 絶対見えているんだわ!)
おママはよく「もう、よく見えないの」とか「ダメよ、見えないわ」とか言っておりますが、それはわりと気分に左右されての発言だったのかしら。
でも、こんなに小さい草履が編めるんですもの。眼自体の機能はそれほど悪くないのかも知れませんね。(^。^)
ちょっと、安心しましたよ〜。(^◇^;)v
良かった、良かった。
⬇︎ジジと一緒に通っているデイサービスでも、おママは草鞋を編んだ事があります。
これもとても上手でした。
*本日アップの貼り絵
私が実家に着く前に、おママはこの作品を制作しました。
だから、制作途中の写真もありません。
全部、千代紙で構成された和風の作品です。
民家園のイメージに合うかもしれないと思って選びました。
おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。