(2019年12月27日 アルツハイマー型認知症の診断から約12年10ヶ月)
*チャーコの好物
本日アップの貼り絵を見て、「あっ、スーパーでよく見かける!」と思った方もいらっしゃるのではないかしら。
そうなんです。森永のチョイスです。(^O^)
私は子供の頃からチョイスが大好きです。
今は2枚入りの個別包装が1箱に7袋(つまり14枚)という体裁で販売されていますが、当時は重ねられたビスケットが紙でしっかりと包まれて棒状の包装形態でしたから、枚数も多くて食べ出がありました。
バターの風味があって、マリービスケットよりはコクがあり、ムーンライトよりはあっさり。
私にとってチョイスは丁度良いお味です。
時々、今でも食べるのですが、その味わいは昔と変わっていないと思います。
小学校、中学校、高校時代、私はおママによく買ってもらって食べたので、郷愁を感じるお菓子です。
*思い出のチョイス
私が子供の頃、チョイスを食べていたら、おママが遠い目をしながら言いました。
「これ、昔からあったのよ。」
昔と言われてもねぇ…。
「終戦後、世の中が少し落ち着いてきて、マリービスケットとチョイスは割と早い時期から販売され始めたのよ。あまり色んなお菓子がない時代だから、手頃でとても美味しいと思ったわ。味も変わっていないみたいね。」
おママにとっても懐かしいお味なのでしょう。
しかしながら…。おママはどちらかと言うと、遅れて発売されたムーンライトの方がお好みでした。
おママは大人になったら、更に豊潤な風味に惹かれてしまったのですね。(^O^)
下記の森永製菓のサイトで「森永製菓商品の歴史 1912年〜(昭和時代)」を見てみますと…。
マリービスケットは大正12年(2019年)発売。
チョイスは昭和13年(1938年)発売。
ムーンライトは昭和35年(1938年)発売。
このシリーズはどれもロングセラーですね。
因みに、私はおママと違い、50歳を過ぎてもチョイス派です。
↑この写真がは最近撮影したのですが、セサミストリートとコラボしているようですね。
* 行方不明
11月25日の昼下がり。おママがぱつんぱつんとハサミを入れていたのは、食べ終わったチョイスの空箱でした。切り抜くと言うよりは、箱の解体作業をしているようでした。
箱を分解し終えて、おママは貼り絵をするのかと思いきや、どっかに片付けて(しまい込んで)以後、見かけませんでした。(^◇^;)
それが12月27日に出てきたのです。
私は貼り絵のお題に良さそうな紙を探して、おママの作業机の周辺を嗅ぎ回っていた時、
↓こんな物を発見しました。
行方知れずになっていたチョイスの箱の一部が見えています。
開くと…出てきました❗️↓
それで私は見つかったチョイスの箱を「お題」にしました。↓
(注)昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
↓ 貼り絵に取り組むおママ
そして、もう1点、チョイスの作品をアップしましょう。(^O^)
こちら↓が令和2年1月4日に制作された、
今年の第1作目の貼り絵‼️
私が正月休みで実家に行かない期間におママが制作した貼り絵です。
チョイス以外は何を使ったのか不明です。
(2020年1月4日 アルツハイマー型認知症の診断から約12年11ヶ月)
おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。