(2020年2月7日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年)
*おママと買い物に出てみた…。
social distance
これは「社会的距離」というのでしょうか?
感染症の拡大を防止するために人と人との距離を一定間隔に保つことです。新型コロナウイルスによる肺炎(COVID -19)の場合は約2メートルと言われています。
先週、出掛けたがるおママを連れて、昼過ぎにスーパーに買い物に行きました。
東京は緊急事態宣言が出て1週間が過ぎた頃です。
宣言がでたての頃、レジの行列は普段通りでした。でも、この頃からレジには間隔をとって並ぶように誘導する線や目印が床に貼られるようになりました。買い物客も充分理解して目印に従って並んでおります。
しかし、ここで、全く理解できない人が約1名…。
ええ、おママです。
*その一線を超えてはいけません。(°_°)
私達は前の人と間隔をとって並んでいたのですが、おママはどんどん前に詰めてしまいます。
「お母さん、今はね、悪い病気が流行っていて、世の中の人全員がうつさないように気をつけなければいけないの。だから、前の人と距離を開けるの。」
「あら、そうなの? 私、知らなかったわ。」
そうでしょう。そうでしょう。
記憶は保って3分ですから。カップ麺が出来上がる頃には忘却の彼方ですものね。
私が説明する側から、前の人の背中に張り付くような距離になってしまいます。
「お母さん、この線から出ないで。」
私がほんの少し⁉️キツめの口調で言うと、おママは笑顔で首をすぼめました。
「あら、ごめんなさいね。」
しかし、数分後には、
「どうしてかしら?前が空いているわ。」
そう言うなり、おママはすぐ前の人を通り越して、
その前に割り込もうとするではありませんか❗️
私はおママの腕を掴んで引き留めましたが、前に並んでいた方はさぞや驚いたことでしょう。
「お母さん‼️順番がくるまで、この線から出ないで‼️」
*やはり、今、買い物は無理か…。
この話をオネコにしたら、
「買い物に出掛けたの? 感染しないかしらね…。」
おママがソーシャルディスタンスを守れないという話題以前の問題。
高齢のおママが買い物に出掛けた事に疑問を呈していました。
確かにね…。
家族連れでスーパーに買い物に行くと、3密の状態を作り出してしまう。
私がやったことは、まさにこれですね。
そもそも、連れ同士のおママと私のソーシャルディスタンスはどうなんでしょう⁉️
ここ暫く、おママが出掛けたがる場合には、買い物ではなく散歩に留めないといけないなぁ。
これを痛感し、反省しているチャーコでした。(^◇^;)
*本日アップの貼り絵
「お題方式の貼り絵」です。 主な「お題」はこちらです。↓
「まずは切ってみましょう。」
おママは三角にしたり、ピンキングハサミでギザギザを付けたりしていました。
↓ 同じ日に別の作品も作っていました。↓
そしてオヤツの時間をはさんで、夕方はダイニングテーブルで作業を始めました。↓
制作途中写真に写っている貼り絵はこのように完成しました。↓
おママは完成後に天地を逆にした方が良いと考えたのでしょう。(^O^)
※「お題方式の貼り絵」 とは…。
昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。
それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
小津和紙も2020年5月6日まで臨時休業だそうです。
おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。