(2020年7月6日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年5ヶ月)
*無理はしないで‼️
昨日、8月21日金曜日の昼過ぎ、
私はジジの左腕に気が付いて驚愕しました。
「お父さん❗️それ、どうしたのよ‼️」
ジジの方は至って平然としていました。
「昨日の朝、転んだんだよ。」
「転んだって…何処で。」
「玄関だよ。危うく門に頭をぶつけそうになったけど、当たらなくて良かったよ。」
え、え、えっーーー!(°_°)
「強く打ったの?」
「いや、軽い擦り傷だから。大した事ないなぁと思って、家では消毒もせずに放っておいたんだよ。デイサービスで見つかって、看護師さんが手当てしてくれたんだ。」
ありがたい事です。
デイサービスのスタッフさんが気が付いて下さったんですね。夏だし汗もかく。免疫力も落ちているだろうし、消毒もせずに放置していたら、軽い擦り傷だって化膿しかねません。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。m(_ _)m
それにしても、どうして、そんな事になったのか…。(°_°)
昨日の朝、前の晩に2人で食べた宅食弁当のプラスチック容器を返却用の保冷ボックスに収めようとしたんですって。
2つの蓋付弁当箱を重ねて、両手で抱えていた。
靴を履こうとしたけど、手も塞がっているから、靴のマジックテープで足首を固定させるのは無理。だから爪先だけ入れて突っかけのようにして玄関の外に出た。
出たところで、足元がおぼつかないから、バランスを崩して転倒した。
「とっさに顔や頭が地面にぶつからないように、肘が出たんだね。だから、ここを擦りむいたんだよ。」
いや、いや…。ジジは笑顔で語るけど、わたしゃ、背筋が凍るわ‼️
肘で支えられたというけど、骨だって脆くなっているはずです。その肘を骨折しなかったのは幸運というしかない…。
「無理に箱に入れなくても、良いから」
と、オネコにも言われたらしい。全く同感ですよ。
無理しないで、娘に任せましょう。
靴は油断しないで、きちんと履きましょう。
ジジもそれなりに堪えているようです。
「こんな事があると、なんだか自信をなくすよ…。」
「その時、おママはどうしていたの?」
「あぁ、おママは、まだ寝ていたよ。」
それを聞いて、私は気が遠くなりそうでした。
擦り傷程度で本当に運が良かった。
もし、大怪我だったら…。玄関の外で倒れて動けないジジ。
そして、何も分からずに目覚めて、自分1人しか居ないと思うおママ。
誰がジジの異変に気がついてくれるのかしら?
その時、おママは…。(TT)
*本日アップの貼り絵
「お題方式の貼り絵」です。
「お題方式の貼り絵」とは…。
昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
そして、「お題」はこちらです。(↓)右側の2枚の千代紙は6月下旬に日本橋の小津和紙で購入した物です。
(↓)おママが興味を持ったのは、グリーン地の花柄小紋の千代紙。
模様に沿って考えると、やはり三角形が思い付くようです。
(↓)5枚切ってハガキの上に載せてみると、何となく星のようになりました。
(↓)「これで、やってみようか…。」
しかし、この直後に、3枚の三角形を貼った角度がずれてしまい、星形にならなくなってしまいました。
にっちもさっちもいかない時、どうするか?
答えは一つ。強引に剥がして貼り直すしかありません。和紙は強いので、こんな時は便利です。
どの3枚かは…、完成作品を拡大してご覧になると、台紙の表面が荒れているのでバレてしまいますね。(^◇^;)
(↓)その後、貼り直している様子の動画です。音声は相変わらず小さいと思いますが入っています。
(↓)更に他のパーツを切り出していますが、おママなりに試行錯誤をしている様子の動画です。おママの独り言も多いです。😃
おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。