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(2021年11月5日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年9ヶ月)
*チャーコのお気に入り
昨年秋頃から、実家最寄り駅前のスーパーで見かけるようになったレディーサラダ。
もう何度もリピ買いしております。お値段もお手頃です。(100円位でした)
綺麗でしょう。20センチくらいで大きくないのも魅力です。
三浦大根を品種改良して生まれたレディーサラダのお味は、しっかり大根です。
見た目の可愛らしさからは想像もつかないのですが、ピリッと辛味もあって、あまちゃんなレディじゃないんですよ。(^O^)
私は浅漬けにして食べております。
実家ではスライサーでスライスして、市販の浅漬けの素(実家ではヤマキのを使ってます)に30分ほど漬け込んでぎゅっと絞れば、辛味は良い塩梅に抜けてくれます。
パリパリとした食感に仄かに香る辛味が心地よいです。
(↑)こんな感じにするとジジもおママも食べてくれます。
我が家では浅漬けの素は使っていないので、私の好みでリンゴ酢と蜂蜜と塩に漬け込みます。これはかなり酸味が強のですが美味しいです。(↓)
もし、見かけたら是非ご賞味くださいませ。(^O^)
*おママとスライサー
2021年11月5日の昼ごろ、
おママが私の跡をつけて2階の台所へ上がって来ました。そして、すぐに目をつけたのは綺麗な色のレディーサラダでした。
私がスライサーでシャッシャッとスライスしようとしたら、
「それ、わたしが、やるわよ」
と言い張りました。
私はやめて欲しかったけど、おママの熱意に負けてやってもらう事にしました。
やり始めれば出来るのです。(^◇^;)
しかし、なぁ…。おママさんよ。
やはり危ないですわ。
<おママがスライスサーでレディーサラダをスライスする動画>
2021年11月5日 12:50〜(1分3秒)
動画を撮影している私はおママが手を切らないかとヒヤヒヤしましたわ。
一応、出来たのですが、やっぱりもう、おママにはスライサーは使って欲しくありません。だって、シュッシュッ勢いがついたら、誰だってウッカリ指を切る恐れがあるのです。
ハサミだって包丁だって、私は見守りながらおママに使ってもらっていますが、
スライサーは絶対ダメ。今後いっさい触らせませんわ❗️
*ちょっと昔話
子供の頃、スライサーは魔法の道具のように見えました。
シュッ、シュッ、シュッ、シュッ。
おママがキュウリ揉みを作るためにスライサーを使っていると、私は台所でその
魔法を見るのが好きでした。だって、あっという間にキュウリは薄切りになっていくのですから。
「やりたい❗️」と言って、やらせてもらえたのは、私がようやく小学校高学年なってからでした。
「まだ大丈夫だと思っても、勢いがつくからあっという間に指を削いでしまうわよ。ギリギリまでやろうとしない事よ。」
おママの言いつけを守って、それから何度も成功させていたら、このスライサーでの薄切りを任せてくれるようになりました。
私が楽しそうにシュッ、シュッ、シュッ、シュッとスライスしていると、おママはそれを見つめながらしみじみ言いました。
「本当はね、オネコもあなたも包丁で綺麗に素早く薄切りができるようになって欲しいのよ。それから、こう言う道具を使わせたかったわ。包丁が使えないとお嫁に言った先でお姑さんに笑われちゃうもの。」
えっ…。
私はようやく魔法が使えるようになったのに…。
これはマガイモノなんですか…?
しかし、以後もおママはスライサーを使い続けたし、私も包丁を使えないまま結婚しました。幸い姑のクレバァは同居ではなかったし、煩いことを言う人でもなかったです。
88歳のおママがややぎこちない手付きでスライサーを使っているのを見て、
あの時のおママも、私の手を「危なっかしい」と思いながら見つめていたのだと思いました。
*本日アップの貼り絵
2021年11月5日。
おママがスライサーを使って、チャーコの肝を冷やした日の作品です。
この日の「お題」は(↓)こちらです。何日か前におママがこのように切っておいた紙片です。
<貼り絵制作動画①>
2021年11月5日 14:44〜(8分15秒)
おママは民芸調の千代紙をマス目に沿って分割していきました。十字型と小さな四角形が4つ出来上がりました。
言語は不明瞭ですが、おママは一生懸命に自分のデザインプランを語っています。
桐の花模様と歌舞伎座の鹿子模様を小さく切って、メインピースの周辺に展開させたい。そんな事を言わんとしているのだと思います。(^O^)
切り抜いている最中はそれに熱中してしまい、おママはほぼ何の為に切り抜いているかを忘れています。
気が済むまで切り抜くと、小さなピースが沢山になりました。
(↓)もうすぐ完成ですが、おママさん❗️
手に糊を塗ったくって、どうするんですかぁ❗️(^◇^;)
(↓)使った紙について
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。