(2022年8月8日 アルツハイマー型認知症の診断から約15年6ヶ月)
*勿体無い星人
おママは昭和一桁生まれです。
子供の頃、日本は太平洋戦争に突入しました。
少女時代は戦中戦後の食糧難と物資が不足する時代を生き抜きました。
だからでしょう。
物を大事にすると言うより捨てられない。
食べ物を残すとか捨てるとかできずに、中年期は太り、高齢になっては期限切れになっても処分できない傾向がありました。
それはおママの生きてきた時代を考えると,ある程度理解はできるのです。
でもですよ。
私はトイレットペーパーを必要以上に節約するのは我慢がなりません。
たくさん使えば良いという訳ではありません。
きれいに拭き取るのに必要な分量は使って欲しいです。
*だから、もっと使ってよ
おママはリハパンの中に尿取りパッドを重ねています。最近は気が付かずに漏らしていることが多いので、おママがトイレに行く時はなるべく私も同行するようにしています。
しかし,毎度必ず一緒に行かれるとは限らないので、その時は何をどうしているのでしょう。
おママさんは怪しいものです。
尾籠な話で申し訳ありませんが、キレイに拭けてはいないと思います。
なぜなら、おママはトイレットペーパーを惜しんで、ほんの少ししか使わないからです。
大抵のトイレットペーパーにはミシン目が入っています。メーカーによって違うと思いますが、大体15cmから20cmで切れるようになっているのでしょう。
それを1単位と考えると、使用する長さは個人差があると思いますが、どのくらいなのか?
私は少なくとも3単位か4単位(1単位15cmとしたら45cm〜60cm)だと思うのです。
それなのに、おママは大だろうが小だろうが1単位しか使おうとしないのです。私がわざわざ3単位ほど切ってあげると、
「こんなには、いいのよ」
と丁寧にミシンめに沿って自分で切ってしまいます。
「きれいに拭くために、使ってよ。」
「いらないわよ。」
「だから❗️きれいに拭くためには、このぐらい使いましょう。」
「そんなの、いままでずっとこうしてきたんだから…。」
押し問答を続けているうちに、おママはトイレで今、何をしようとしていたかを、すっかりお忘れになりました。
「だから、こうするのよ。」
おママは確信を持って小さなトイレットペーパー1単位分を半分に折りたたみ、
ちーーーん❗️
鼻をかみました。
すると当然ですが、見る見るうちにおママの手は鼻水で濡れてしまいました。
嗚呼、おママさんよ、だから言ったでしょう。
「鼻をかむにも、それじゃぁ、短すぎるって❗️」
ひとしきり私に手を拭かれ、
最後にお尻も拭かれて、おママは大層ご機嫌斜めになったとさ。
お願いだから、勿体無がらずに、紙は適量使って下さい❗️(^◇^;)
(↓)以前、読者登録をしているサカイゴ優子 (id:vivieng-me) のブログでも、お母様が少ししかトイレットペーパーを使わないことに触れられていました。私らの親世代は皆さんこの傾向があるのかも知れませんね。
*本日アップの貼り絵
2022年8月8日の作品です。
この日、私は目ぼしい「お題」が用意できず、結局おママが蚊にも入っているクリアファイルから(↓)このマーブルペーパーを選びました。迫力があって個性的な紙ですね。
おママは早速模様の流れを見ながらハサミを入れています。
<おママの貼り絵制作動画①>
2022年8月8日 11:06〜(1分4秒)
おママは大まかにマーブルペーパーを切っていきます。模様の流れは意識していますが、必ずしもその流れに沿って切っているわけではなさそうです。
(↓)おママは以前切っておいた赤い「波紋」を合わせようとしています。
(↓)構成を考えています。
<おママの貼り絵制作動画②>
2022年8月8日 11:28〜(3分6秒)
おママは当初の予定より、大きくピースを切ってしまい、画面に収まらなくなってしまいました。しかも糊を付けて貼る段になって、貼るところを忘れてしまいます。
何とかそのピースを画面に貼り、はみ出したところは台紙(白いハガキ)の端っこに合わせて裁断していました。器用ですね。
(↓)完成です。お疲れ様でした❗️(^O^)
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。