(2021年8月9日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年6ヶ月)
<連作の3枚目>
*久しぶりの…
時々登場するシリーズ「連作の楽しさ❗️」です。前回が7月20日でしたから、まぁまぁのペースでの更新ですね。
時々、おママは同じ種類の紙を用いて、一度に何作も貼り絵を制作することがあります。その中でも印象的な作品たちを「連作に楽しさ❗️」と題してシリーズ化しています。
カテゴリーを作っていますので、もしご興味がありましたら,ご覧くださいませ。
今回の「連作の楽しさ❗️」は題して「魅惑の紗綾形文様」です。
クレバァ(昨年亡くなった私の義母)の遺品から出てきた千代紙の中でも、いかにもおママが好みそうな色と柄の千代紙を「お題」にしてみました。
(↓)こちらの写真左側です。
この文様、時々和装の帯などで見かけるのですが、わたしは名前は知りませんでした。
それで、この度ネットで調べてみました。
「さやがたもんよう」というのですね。(^O^)
金を主体にして上品な色使いの千代紙です。しかし、その金が多いために、光っておママの目には見えにくいのではないかと、暫く使うのを躊躇っていました。
暑い夏のひり下がり、ボンヤリしてばかりのおママに喝を入れるべく、出してみれば全く私の杞憂でした。
おママは見るなり大喜びで、早速切り始めました。
<おママの制作動画①>
2021年8月9日 14:50分〜(3分40秒)
おママは模様の1単位を慎重に見極めながら「チョンチョンチョイ❗️」と歌いながらカットしています。思いの外、おママは正確に同じ形を切っていきました。
*1枚目
そして切り離された四角や三角をハガキの上に載せてみました。
素敵な千代紙なので、もうそれだけで絵になりそうです。
数十年前におママが自分で染めた小さな紙一緒に使い、シンメトリーが出来上がりました。
1枚目完成です。(↓)
(2021年8月9日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年6ヶ月)
<連作の1枚目>
*2枚目
1枚目がよほど楽しかったのか、おママはすぐに2枚目に突入しました。
調子が出てきたのか、紗綾形文様の配置も一捻りされています。(↓)
<おママの制作動画②>
2021年8月9日 15:36〜(5分19秒)
おママは青い三角形を貼る時に糊をつけ過ぎました。貼ったはいいが糊のせいで滑って位置が変わってしまいました。そうなると、もう本来貼るべきたのき場所が分からなくなり…。チャーコの声掛けで、何とか元に戻せました。
おママはオレンジ色の花菱文様の千代紙を三角形に切って、右上と左下の角に貼ると決めていました。ところが、青い三角形を貼っているうちに位置がズレてしまいました。すると、また何が何だか分からなくなったようです。(^◇^;)
「これどうするの?」
「あなた…ご自分で考えていたじゃん。」
思い出せたというより、新たに思いついたデザインが前と同じだった…。
そんな感じでおママは花菱文様を貼り始めました。おママはピースを持ち上げたら、貼る位置を忘れそうです。チャーコは三角形の端を指で押さえて、動かないように糊付けをサポートしました。
やっと完成です❗️
「あーー、出来たぁ‼️」
というチャーコの感嘆がやたらデカく聞こえますが、この後も、ママはちゃっかり2ピース追加していました。(^◇^;)
連作の2作目完成です。(↓)
(2021年8月9日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年6ヶ月)
<連作の2枚目>
*3作目
おママの意欲は衰えないのですが、チャーコは写真や動画を撮影しながらほぼ立ちっぱなしで見守っていたので、少々草臥れ気を抜いていました。(°_°)
おママは紫地の金の亀甲文様を箱の中から出して、使いたくなったようです。
(↓)切るのに夢中です。
(↓)最初はこんな感じに一列に並んだ亀甲文様を中央真横に配置する計画でした。
(↓)しかし、四隅にピースを貼った段階で、おママの気が変わりました。
亀甲文様が斜めに配置されたことにより、余白の白い空間と形が生き生きしたように思います。」
紗綾形文様に見せられて…。
おママは3枚のシンメトリーを意識した貼り絵を制作しました。
頑張ったね。お疲れ様でした。(^O^)v
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。