(2017年9月18日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年7ヶ月)
お土産は嬉しいものです。
おママはお土産を開けて賞味するのも嬉しいようですが、
包み紙に心惹かれれば、もっと嬉しいでしょう。
これは先月の九州旅行のお土産です。
私としては、それほどおママの気をひく包装紙とは思いませんでした。
美味しいお菓子を味わってから、おママは直ぐにハサミを手にして、
切るわ、切るわ、切り抜きました。
「これは踊っている人の影かしらね。」
私が話しかけてもピンとこないようです。
「そうかしら?」
おママには人型には見えないのかしら。
でも、何を表す形かなんて、どうでも良いのでしょうね。
面白いと思う形かどうか?その一点だけです。
後は配置の妙を追い求めるだけ。
そうそう…。これ見よがしに銘菓の名前が貼られていますが、
おママに宣伝の意図はありません。
だって、文字も意味を持たないオブジェクトですから。
そして生まれたのは緩急自在の踊りでした。
⬇️キレイに開けられなくて、すみませんでした。
おママの貼り絵を見て下さり、有難うございます。