(2018年5月28日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年3ヶ月)
*夕方の楽しみ
NHKの朝の連続テレビ小説って、時計がわりに見ている方も多いと思います。私は結構真面目に見ている方かしら…。今の「半分、青い」も割と気に入っています。
しかし、半年ごとに新しいドラマが始まってしまうから、終了してしまうと何となく印象が薄れてしまうんですね…。
それでも、ここ6、7年は毎日楽しみにしていた朝ドラが多かったと思う…。
中でも3本指に入るくらい好きなのは「カーネーション」(2011年10月から放送)です。著名なファッションデザイナー「コシノ三姉妹」の母、小篠綾子さんがモデルで、尾野真千子がヒロインをエネルギッシュに演じていました。
それが、今、平日夕方4時20分から50分に2話づつ再放送されているのです。
実家で夕食の支度の目処をつけ、オヤツを食べながら、ジジとおママ、時にはオネコも一緒に「カーネーション」を見るのが、最近のささやかな楽しみであります。
(^。^)v
*おママったら
今週の「カーネーション」は戦時中です。仕事も繁盛して勝ち組だったヒロイン糸子にも時代の波は容赦なく押し寄せます。夫は出征(その後浮気発覚)、火事により父は大火傷。第3子妊娠中で大きなお腹を抱えながら一家を支える…。見ている方もツライ時期です。そして糸子は3人目の女の子を出産します。
このドラマ、陣痛から出産に至る描写が結構リアルだと思います。
おママはいつもは楽しげにテレビを見ているのに、この時ばかりは様子がおかしい。痛みに耐えるヒロインの声を聞き、
「もう、こういうのイヤ。ツライわー」
と何度も繰り返します。でも、おママが嫌がっても、私はテレビを消して上げないんですね…。見たいから。
しまいにおママは手で顔を覆いながら言いました。
「こういうのは男がやればいいのよ‼️」
えっ⁉️(笑)
「男が産めばいいの?」
「そうよ❗️女ではなく男が産めばいいのよ‼️」
私はこれを聞いて笑ってしまいました。生物学上、男性が子供を産む時代は未来永劫来ないでしょう。
これはおママの暴論です。でも、妊娠出産から産後はマタニティブルーという言葉もありますし、分からなくもない…。(^。^)a 私も思った事はあるわ。
私たちが小さい頃、おママは余り両方の親の協力を受けず、ほぼ1人で子育てをしていたと思います。当時はイクメンなんていなかったでしょう。時代は高度成長期、ジジも猛烈サラリーマンでした。1人で辛い時は「女ではなく男が産めばいいのよ‼️」と思ったのかもしれませんね…。
テレビの画面から赤ちゃんの産声と登場人物の歓声が聞こえた時、おママの表情が パッと明るい笑顔になりました。
*本日アップの貼り絵
カーネーションではなく、赤いバラです。
時々、見かけるバラですね。銀座千疋屋さんの包装紙を使いました。
今回の2枚は同じ日に制作されており、おそらく並べて一緒に作ったのだと思います。実はこの日の連作はもう1枚あるのですが、同じような感じなのでアップしませんでした。
(2018年5月28日 アルツハイマー型認知症の診断から約11年3ヶ月)
今回のおママの工夫はバラの赤に呼応するように赤い色を配置した点かしら。
1月には完全にバラだけを精緻に切り抜いていました。⬇️
⬇️ こんな感じのもありました。
⬆️ 千疋屋さんの包装紙です。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。