(2021年6月30日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年4ヶ月)
(2021年6月30日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年4ヶ月)
*ジジとおママの保険事情
前回の記事でジジが長年損害保険代理店で働いていた事に触れました。
ジジは昔、生命保険や医療保険に入ってきましたが、既に入院・通院補償もありません。95歳ですしね。
「転ぶかもしれないから。」
ジジはそう言って,仕事を辞める前に、2人それぞれを被保険者にして、シニア向けの掛け捨ての傷害保険「まも〜ルプラン」(現在の保険商品名です)を契約していました。
ジジはとっくに対象年齢を外れていますが、おママはまだ続けています。でも、これも現在89歳ですから次の満期でおしまいです。(↓)
保険など、掛けていても使わないのが一番です。
ジジは保険屋でしたが、幸い殆ど保険のお世話にならずに済みました。
おママの場合、70代の初めに初期の肺癌の手術をしました。その時は医療保険が役に立ちました。ありがたかったです。
高齢になっても入れる医療保険や傷害保険はあるようですが、
高齢になってからだと保険料が高い❗️
ですから、ジジもおママも新たな医療保険や傷害保険は考えていません。
まぁ、2人とも高齢ですから、病気が見つかっても、積極的な治療よりは緩和医療を考えていくと思います。
とにかく、転ばないように気をつけてもらいたいです。
*おママの医療保険
先日,実家に封書が届きました。
それは昔、ジジが保険の仕事を始める前に契約したおママの医療保険の「保険内容確認のお知らせ」です。ちなみに郵便局の保険でした。
ただ、内容を契約者側に通知するだけのものだから、見て「こんな保険だった」と確認すればいい書類です。既に保険料は払い終わっております。
雀の涙ですが死亡補償もあり、入院日額2000円が残っているのです。(^O^)
いざとなったらそれなりに役に立ってくれるかもしれません。
これはオネコから聞いた話ですが、
ジジはその「保険内容確認のお知らせ」をじっくり見ていたそうです。
さすが元保険屋ですから、興味を持って読んでいたのでしょう。
メガネをかけてじっくり目を通しているジジの姿を見て、オネコさんは思ったそうです。
(ジジったら、頭はまだまだ、しっかりしているのね…。)
その矢先、ジジがその書類をオネコに差し出して言うではありませんか❗️
「入院日額2000円ってあるから、請求したほうがいいんじゃないか?」
大して出目金でもないオネコさんですが、この時ばかりはびっくりして目を剥いたそうです。
「どうして請求するの?」
「だって,お母さんは入院いてるじゃない。」
マジか…。おいおい、ジジよ。
今年の1月に介護保険認定区分変更を請求した時の調査でも(↑)
「妻は今、入院中です❗️」
と言い切ってましたが、やはり、ジジはおママが入院していると思っているのか?
それとも、そう思いたいだけなのか?
私もこの話をオネコさんから聞いて驚きました。
おママは特別養護老人ホームに入所しているのです。
病気や怪我で入院しているのではありませんよ。
請求なんて出来ませんよ。
シッカリししすぎて、しっかりしてないジジです。
(^◇^;)
*本日アップの貼り絵
2年前の2021年6月30日の貼り絵です。
「お題パック」を使って、おママは私の居ない時に1人で取り組みました。
*「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について
2019年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意するようになりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらう。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。これが「お題パック」です。
しかし、2022年にはおママは一人では貼り絵ができなくなったので、この「お題パック」は終了しました。
(↓)この2つの「お題パック」を使って、おママは同じ日に2枚制作しました。
(↓)この時の残りを「お題パック」に入れました。
(↓)実は制作した2日前におママはこの「お題パック」を目にして取り組もうとしていました。
(↓)でも、「ふんわりケーキ」の写真を切り抜いただけで草臥れてしまいました。
既に(↓)この作品を仕上げていたので無理もありません。
(↓)使用した紙です。
(↓)関連作品です。
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。