アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

抗がん剤治療もやらない No.1 クレバアの退院(番外編)

f:id:harienikki:20190820030714j:plain

(2019年5月22日  アルツハイマー認知症の診断から約12年3ヶ月)

 

お暑うございます。

8月19日の東京近郊は、週末よりは気温が下がったようです。

しかし‼️蒸し暑くて、不快指数は半端なかった‼️(^◇^;)

元気な人でも辛い暑さです。体調優れぬ方々には身にこたえる毎日だと思います。

 

本日は先月中旬に書いた義母のクレバアのその後を忘備録的に書いておきます。

記事のタイトルはかなり投げやりに聞こえるかも知れませんが、本人の意思と体力を尊重して、話し合った末の決断です。

 

harienikki.hatenablog.com

 

 クレバアの退院

極端な貧血は3度の輸血でヘモグロビンの値が9.7(入院時は5.7だった)まで回復しました。それでも低い方だと思います。

入院中の検査により胃癌と診断され、肝臓にも転移が確認されておりました。その上、どうも肺にも怪しい影があるとの事。

これは遠隔転移ですから「ステージ4」です。

 今後、本人は手術は絶対しないと言うし、もとより転移があるのなら年齢的に考えてみても局所療法である手術より、全身治療である抗がん剤治療の方が良いと先生方は判断なさったそうです。それで、抗がん剤治療に耐えられるか、心臓等の検査をして、8月1日に退院しました。

次回の通院は8月7日。

同じ病院の腫瘍科で抗がん剤治療専門の先生に詳しい説明を聞く事になりました。

 

抗がん剤治療への迷い

私の感触では、クレバアが抗がん剤治療の副作用に耐えられるか心配です。

クレバア本人はもっと不安でしょう。

今現在は食欲は落ちていますが、痛みや苦痛はありません。家の中では普通に動けます。それなのに、もし抗がん剤治療の副作用で生活の質が下がったら?

本末転倒だと思います。だからと言って、全く治療を拒否するのも如何なものか…?

本人もそんな事を繰り言に様に言っていました。

 

抗がん剤治療をするならば、2種類セットで使うと説明を受けました。

ハーセプチン(抗HEP2療法)点滴、3週間に一度。

ゼローダ        内服薬   2週間服用の後、1週間飲まずに休む。

この飲み薬を休んでいる間に体力が回復したり、副作用が楽になってくれれば良いのですが…。

「自信ないわ〜。」

クレバアはかなり弱気でした。

 

それで、これまで地域で掛かり付け医として診て頂いていた診療所には、緩和ケアの先生もいらっしゃるので、退院したその日のうちに報告を兼ねて今後の相談をしに行きました。

抗がん剤は癌細胞を叩いてくれるのですが、何でもない細胞も叩くので、副作用があることは確かです。

しかし、個人差があります。案外大丈夫で癌細胞が小さくなる人もいれば、副作用がきつくて効果は得られず続けられない場合もあります。

正直言って、やってみないと分からないのが現実。

やはり、抗がん剤治療で大事なのは、この治療に対して御本人が強い意志や意欲を持つ事です。

抗がん剤の専門の先生からもう一度お話を聞いて、ご家族と検討してみてください。その時、一番に考えるのは、ご高齢の御本人がこの先をどの様に暮らしていきたいか、その思いが尊重されるべきです。

癌細胞をやっつけるために頑張って治療に取り組んでも良し。

抗がん剤治療を始めて、どうしても辛かったら、止めても良い。

治療は積極的にせずに、なるべく今のままの生活を出来るところまでやって、後は苦痛をやわらげる緩和ケアだけにしても良いのです。その時はサポートします。」

 

診療所の先生のお話を聞いて、クレバアは少し気持ちが明るくなったようでした。

「どうしなければいけない」ではなくクレバアが「どうしたいか」なのだから…。

 

次回に続く。

 

本日アップの貼り絵

日本橋小津和紙で買った千代紙を使っています。

f:id:harienikki:20190809234017j:plain

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。