アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

行方知れずの

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(2019年11月27日 アルツハイマー認知症の診断から約12年9ヶ月)

 

ひょっこりひょうたん島か⁉️(年代が分かるほど古い!)

わたくし…。所用あって今週の月曜日は実家通いをお休みしました。

つまり、11日土曜日から14日火曜日の丸4日実家に行かなかったのです。

最近のおママの様子を考えれば、自発的に貼り絵に取り組んでいるとは思えません。

まぁ、ハサミはきっと使えるだろう。まずは、何か紙を一緒に切り抜いて遊ぶことから始めて、感覚を取り戻してもらうかな?)

私はそんなこんなを思い巡らしながら、15日水曜日に実家へ行きました。

 

ところが…、4日間の内、おママは意外にも2日は自発的に貼り絵に取り組んでいたのです。

私は感心しながら貼り絵のファイルを眺めていていました。

そして一枚の貼り絵に目が釘付けになりました。

「あれっ⁉️」

これはと思いその貼り絵をファイルから取り出して裏面に書かれた日付けを見ますと

「2019,11,27」

と記載されていました。

(今は1月…。これは11月…。)

「あーーーっ❗️ひょっこり出てきたーーー❗️」

 

2019年11月27日夕刻、

出来上がったばかりの1枚の貼り絵が忽然と消え、行方不明になったのです。

ジジと私が探して探したのに、出てこなかった貼り絵。

その作品がどこからともなく現れて、ファイルに入っていたのです。

入れたのは、おママ。

どこから見つけたのよ、おママ。

それが本日ご紹介する貼り絵です。(^O^)

 

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本日アップの貼り絵

 「お題方式の貼り絵」でした。それはこちら⬇︎

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 かつておママが切り抜いて使わなかった物の中から選んで、私は作業机の上に並べました。鶴と招き猫のパーツは以前いただいた年賀状に印刷されていたイラストです。

絵皿は広告写真から切り抜いた物でしょう。

(時期的に年賀状向きな貼り絵をこしらえてくれると嬉しいなぁ。)

私にはそんな下心がありました。(^◇^;)

 

おママは直ぐに興味を持って貼り絵に取り組んでくれました。

(しめしめ…。)

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30分くらいでおママは完成させて、ダイニングでテレビを見ていたジジに見せていました。

実は私はこの時、夕飯の支度をしていて完成作品を見てはいなかったのです。

それが一段落して、貼り絵を見ようとファイルを開きましたが、私は該当する作品を見つけられませんでした。

「ねぇ、さっきお母さんが作った貼り絵はどこに行ったの?」

「えっ?」

 

以下はジジの証言によります。

おママは貼り絵を見せに来たので、 ジジはとても褒めたそうです。

貼り絵のファイルに入れるように勧めたら、どうもおママはファイルがよく分からなかったらしい。毎日のように開いているのに…。

「後で入れればいいわね。」

おママはそう言いながら、この貼り絵を何処かへやってしまったそうな…。

 

まぁ、「年賀状向きな」なんて私が姑息な事を考えてお題を出したのですが、

発見されたのは1月15日。

おママは私の思い通りになってならないのですね。(^◇^;)

それでも、見つかってよかったです。

私にもジジにも知られず出来上がって、人知れず行方知れずになっている…。

そんな貼り絵が実家のどこかに眠っているのかも知れません。

(^O^)

 

因みに、この行方不明事件にせいもあり、私はすっかり年賀状をサボってしまいました。m(_ _)m

 

「お題方式の貼り絵」とは

昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時の方が多いのです。

それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

 

おママの貼り絵を見てくださり、ありがとうございます。