(2021年10月13日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年8ヶ月)
*林檎のコンポート風
今年もリンゴはそろそろお終いでしょうか。スーパーでも少なくなってきたように思います。
2021年秋冬から2022年の春にかけて、実家で時々作っていたデザートがあります。それは「林檎のコンポート風」
リンゴをひとつ買い、一口大に切ってそのままをお昼に付けます。でも、全部は食べられないので、おやつ用のデザートにしてみようか…。
りんごは一口大に切っても高齢者には口に当たると感じる場合があります。
スルッと食べやすくするには電子レンジで蒸しリンゴにしてみたら良いかも。そう思ってやってみたら割と美味しくて、ジジもおママも喜んでくれました。
作り方は非常に簡単。
「林檎のコンポートなの」
と気取って言いますが、要は切ってラップをして電子レンジで加熱して蜂蜜を加えるだけです。だから「林檎のコンポート風」なのです。(^◇^;)
<作り方>
①りんご(約1個)を一口大に切って耐熱容器に入れます。ラップをしてから電子レンジ(600W)2、3分加熱します。
②リンゴが全体的に熱く柔らかくなったら、蜂蜜大匙1とレモン汁数滴(有れば、お好み)加えてよく混ぜます。
③再びラップをかけて電子レンジ(600W)で30秒加熱します。
④ラップをかけたまま1時間ほど冷まします。柔らかくなった果肉は蜂蜜入りのりんご汁に浸しておきます。
食べる時に冷たいのが気になる様なら30秒くらい温めても美味しいです。
あればシナモンをちょっと一振りしたら、もっと美味でしょう。
昨日(4月18日)には生のリンゴに最初から蜂蜜をかけてやってみましたが、後でよくかき混ぜれば遜色なかったです。(↓)
(↓)そして出来上がり。
*喜んでくれるのは嬉しいが…
これをジジとおママと一緒に食べました。
「美味しいわ〜。」
おママもあっという間に完食。器の中に残った汁も啜って飲んだ挙句、
「こうゆうの、ベロリって」
おママったら舌をベロリと出して器を舐める真似をしました。
「やっていったらねぇ〜、おこられちゃうわ。」
と嬉しそうに笑っているではありませんか。
「誰も怒らないってば…。」
要するに、おママは器の内側をベロンと舐めて、リンゴの汁も全て喰らいたいと思ったのです。それがお行儀の悪い事だという自覚もあるのですね。(^O^)v
おママはどちらかと言うと食いしん坊でした。
言語能力が衰え、きちんと説明できなくても、美味しいものは最後まで食べ尽くしたい欲求は忘れないんですね…。
私の脳裏を掠めたのはこの格言です。
「三つ子の魂、百までも」
おママったら、オネコや私を育てている時は、
「それはお行儀の悪い事なのよ」
と言ってたしなめていましたよね。でも、本音では大好きなものが載っていたなら、お皿だって舐めたかったんだろうなと思います。
嗚呼、おママさん、やっても良いけど、
そんな事をしたら、お里が知れますわよ。おほほほほっ❗️(^○^)b
おママの幼少期の写真を見ながら描いてみました。
*本日アップの貼り絵
今年の春は桜の千代紙や写真を使った貼り絵がないなと思っていました。
「なんかあったはずでは…?」
データを遡ってみたら、1枚ありました。昨年10月の貼り絵です。
*「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について
一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。これが「お題パック」です。
「お題パック」を使っておママが一人で取り組んだ作品です。それはこちら。(↓)
私ったら、考えもなく紙片と桜の写真を適当に詰め込んでいましたね…。(^◇^;)
写真の元はこちらのチラシです。
昨年(2021年)、おママはこのチラシを使って何枚か貼り絵を制作しています。
その、最後の残りだったと思います。
(↓)2021年2月8日の写真がありました。ちょうどおママが左手で掴んでいる部分が該当箇所です。
実はこの貼り絵の裏面に、もう一つの作品がありました。それはこちらです。(↓)
(2021年10月13日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年8ヶ月)
おママは「お題パック」をフル活用して、自分で紙片を一つ探して追加していました。
おママなりに対称を意識している…。
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。