(2022年10月30日 アルツハイマー型認知症の診断から約15年8ヶ月)
*マスク着用について
コロナ禍の中、私達はずっとマスクのお世話になってきました。
コロナウイルスは5月に感染法上の「5類」になり、季節インフルエンザと同等の扱いになります。それに先立ち、政府は今週2月13日にマスクの着用について指針を出しました。
現行は「屋外は原則不要、屋内はマスク着用」だったのですが、
3月13日からは(↓)のようになります。
ようやく、マスク着用は個人の判断に委ねられるのですね。
用心したい人はマスクを続ければいいし、気にしない人は外してもいい。
本当に、各自の判断になって良かったと思います。
但し、私はコロナ関係なく、アレルギー体質なので、自分で必要な時期はマスクを続けるます。
秋のブタクサのために10月中旬から、春のスギ、ヒノキと5月中旬まで続きます。
考えたら、私がマスクを外しているのって、梅雨から夏、初秋だけなのですね。
一時は「マスク警察」なんて怖い人たちが出現したりしたけど、これから「逆マスク警察」とか、絶対に嫌ですね。
*おママ、危険よ。
タイトルが「危険なマスク」なのに、ここまで読んでくださった方は
「何が危険なんだ❗️」とお思いかもしれません。
実はこれはまだおママがまだ家に居た時分の話です。
認知症のおママにとって、マスクを付けることは当然理解できません。
流石にコロナ禍3年目になると、何となくつけてくれてはいましたが、一度外すとマスクの用途が理解できなくなるようです。
私が実家でおママのおトイレに付き合ってみると、
なんと❗️
リハパンツに重ねた尿もれパッドの中に
不織布マスクが入っているでありませんか❗️
そんな事がよくありました。
きっとおママが一人でトイレに行った時に、ポケットから出してリハパンツの中に忍ばせたのでしょう。
不織布マスクは吸収力がほとんどないから、尿漏れの原因になりかねません。
それに、これ、水洗トイレに流したらヤバいやつです。
以前から、おママはティシュペーパーをリハパンに入れ込む事はありました。それで実家ではティシュペーパーを禁止し、鼻をかむのもトイレットペーパーを使っていたのです。
でも、耳に掛けるゴムまでついてる不織布マスクですよ。
おママさん、それをお尻に当てるんですか…?(^○^)
私はおママを刺激しないように気がついたらサッと汚物入れに捨てるのですが、おママに見つかった日にゃ、さぁ大変。
「ちょっと、あなた❗️なにをするんですか❗️」
「あ、これはゴミなので…。」
「だめ、わたしはずっとこうしていたんだから、やめてちょうだい❗️」
意訳するとこうなります。
<私はずっと昔からこのように不織布マスクをパンツに入れてお尻に当てていたので、捨てるのはやめてください。>
おママさん。そんなこたぁ、あるめぇよ。
おママは特別養護老人ホームに入所しましたから、多分、もうこんな事件もないでしょう。あったらスタッフの皆様すみません。
マスクが原則、個人の判断になったら、判断力のある高齢の方は自衛策をとってマスクを続けるかもせれません。でも、理解できない認知症の方々はマスクを外すのではないかと思います。
そうすれば、こんな「危険なマスクの事案」も減るのではないかと思います。
もしかしたら、不織布マスクをお尻に当てていたなんて、
おママさんだけだったりして?
笑笑笑笑(←ちゃーこは笑って誤魔化しております。)
*本日アップの貼り絵
マスクのイメージ似合うかしら?そう思って選びました。(^。^)
2022年10月30日に制作された作品です。
おママは同じ日に(↓)こちらの作品も仕上げました。
さて、この日の「お題」は(↓)こちらのチラシでした。
おママはチラシの図版で長方形と正方形を作っています。
(↓)おママは思いつきで長方形を「V字」に貼り始めました。
(↓)このように配置を考えました。
<おママの貼り絵制作動画①>
2022年10月30日 10:46〜(1分52秒)
よくある事ですが、おママは記憶力が皆無に近いので、すぐに気が変わります。
この日も一度貼った四角形をアピールカッター(ペーパーナイフの商品名)を使って上手に剥がし始めました。しかし、端っこが破れてしまったので、チャーコは新しい四角形をおママに渡しました。
この破れてヨレヨレになったピースはすぐ後で再登場することになるのです。(^。^)
(↓)おママは紫の鹿子絞り模様を合わせようと画策中。
(↓)三角形に切ってみる。
<おママの貼り絵制作動画②>
2022年10月30日 10:59〜(2分02秒)
おママは鹿の子絞り模様の上に算盤模様の友禅紙を重ねて貼ろうとしています。
本当はおママは算盤柄の向きを3ピースとも横に揃えたかったのです。しかし、作った三角形ではどうしても左右の模様の向きが合いません。
おママあれこれ悩んでいました。
チ「あーー、そう言うふうには貼れないんだよ…。」
おママは一生懸命考えていましたが、だんだん頭が混乱してくるようです。
チ「合うようにしたいの?」
(↓)算盤模様の向きが合わない。
それで、動画を止めて、チャーコは先ほど剥がしてヨレヨレになったピースから左右対称になる三角形を切り出して、おママに渡したのでした。
(↓)これで問題解決です。
おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。