(2020年8月10日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年6ヶ月)
*食い違い
これは今年の3月、まだ寒かった頃の話です。
ジジが新聞を広げて、ある一箇所を熱心に読んでおりました。そして徐に紙面から目を上げると、お茶を啜る私に向かって言いました。
「ブロッコリーは身体にいいらしいね。」
ジジったら、何を今さら言っているんでしょう。
「ええ、だからよく食べているんですよ。」
「え?食べてるの?」
食べてる自覚がないのか?何を今さらですよ。(^。^)
私が泊まりがけの週末には、少なくとも2度は食卓に載せてますが…。
「生で食べるとより良くて解毒にもなるんだって。」
ブロッコリーを生で食べる…? (°_°)
「食べられない事はないと思うけど、どうやって食べるんだろう。」
ジジは何故だか自信たっぷりに言いました。
「生でそのまま食べるんだよ。」
ブロッコリーってさ。あの、こんもりとした房が密集した緑の山ですよ。小房に切り分けてさっと茹でるしかないと思うのです。
「生で食べるとしたら、どんな風に切って食べるのよ。スライスするの?」
「別に切らないで、そのまま齧ったら良いんじゃないか?」
ええええええっ?
なんですって?
ジジ、ワイルドすぎないか?
「私には無理、絶対無理❗️」
ジジは私の強烈な反応を受けて、戸惑い気味に新聞の記事を指差しながら、
「だって,生でそのまま食べるって書いてあるもの」
と言いました。
私はカチンとときて、ジジから新聞を引ったくって見てみました。
そこに紹介されていたのはブロッコリーではなく
「ブロッコリースプラウトじゃないの❗️」
「だって、同じブロッコリーだろ?」
「ブロッコリスプラウトというのは、ブロッコリーの新芽なの❗️」
どうりで、ジジと私の話が噛み合わないはずです。
ジジ、省略せずに「スプラウト」まで言って下さい。
その日,私はスーパーでブロッコリースプラウトを買って夕食のおかずに添えました。
「これがブロッコリースプラウトだよっ❗️」
私はなかば喧嘩腰で言ったのですが、ジジには全く響いていないようでした。
そして、満足げに箸で摘んで大きな口に入れて食べました。(^◇^;)
スプラウトは、種子に凝縮された栄養と、光合成によって生長した野菜の栄養を併せ持っており、なかでもブロッコリースプラウトは、ビタミンCやβ-カロテン、カルシウム、葉酸、食物繊維などを多く含んでいます。
*意外と使える
実家も自宅も最寄りのスーパーで購入できるのは(↓)こちらのメーカーのブロッコリースプラウトです。
食べてみた感想は、柔らかくて食べ易いです。かいわれ大根のような辛味はありません。
多少、野菜特有の青草さはありますが、ドレッシングをかけたり、他の肉料理などの付け合わせにすると、それもあまり感じません。
因みに、ダンナは野菜嫌いです。このブロッコリースプラウトを喜んで食べているわけではなさそうです。それでも、文句を言わずに残さず食べるので、それなりなのでしょう。
ジジは好き嫌いがなくて,野菜も柔らかければ喜んで食べるので、ブロッコリースプラウトには全く抵抗がありません。
食べ始めて5ヶ月になりますが、ジジも私もお通じは大変良いです。
え?
ダイエット効果ですか?(^◇^;)
私は食欲が落ちませんし、おやつも大好きですから、痩せた実感は全くありません。
(^O^)
でも、食物繊維が豊富ですし、ジジも喜んで食べているので、続けてみようと思います。
(↓)因みに昨日のお昼ご飯です。
ブロッコリーとブロッコリースプラウトの親子(?)共演でした。
チキンカツにかけたソースがブロッコリースプラウトにも付いて美味しかったです。
シャケフレークの載っている白飯は約80gです。
*本日アップの貼り絵
2020年8月10日の作品です。今から3年前ですね。
ブロッコリーのイメージに合う作品を探していたら,3年前のデータから見つけました。
同じ日に,おママは(↓)の貼り絵も制作しました。
まず中央から構成を練っております。
糊つけも順調です。
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとう御座います