アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

嚥下問題

(2020年8月28日 アルツハイマー認知症の診断から約13年6ヶ月)

harienikki.hatenablog.com

 

忘備録です

8月24日木曜日

夜、オネコからラインが来ました。

以前は完食していたコープデリの宅食弁当を、ジジは残したそうです。

「ジジですが、今晩珍しくお弁当食べるのに時間がかかり、半分くらい食べたところで喉の通りが悪くてなかなか飲み込めないと。食欲的にはまだ食べられるというので、お粥とウィダーゼリーどちらがよいか選んでもらってウィダーを一つ全部飲みました。お弁当も満遍なく半分くらいは食べているので栄養カロリーはまあまあ取れてると思うわ。喉に引っかかるといやなので薬はやめました。」

8日間のショートステイから戻ったジジは、それなりに元気で、さほど物忘れも酷くなっていないようでした。

ところが、ジジは嚥下が少々辛くなっているようです。

 

8月25日からの金土日月は私が実家へ泊まる当番でした。

それで、ジジに直接話を聞いてみると、やはり飲み込もうとしても飲み込み辛いと言っていました。それでも食後の血圧とお通じの薬は飲めました。

 

ジジの様子と状況を見ますと現時点はこのような感じです。

基本的に柔らかく炊かれたご飯なら大丈夫で、今のところはお粥にしなくて平気です。

今まではスーパーで買ったフライなどもバリバリ食べていたのですが、

「飲み込むのが辛いから、なるべく柔らかいものが良い」

と言います。全部柔らかく手作りするのは大変なので、既製品も使っていきたいですね。

取り敢えず、スーパーで購入したハンバーグ類は一口大に切ってあれば食べられるようです。

既製品のサラダチキンはなるべく薄く切れば良い。

竹輪より、カニカマの方が解れやすいのでベター。

肉類は炒めるより、細かく切って野菜と煮込んでトロミをつければ喉を通るようです。

サラダ類は主にスーパーでカット野菜を使っていますが、一度電子レンジにかけて温野菜にすれば食べられるようです。ドレッシングと和えてからトロミを加えれば尚良い。

お気に入りのブロッコリースプラウトは料理の汁やソースが絡まっていれば、今のところ生でも大丈夫。

トマトは剥いて一口大に切り、なるべくタネの部分は取る。そしてトロミをつけたら問題なく飲み込めました。

カボチャの煮物はとろける位に煮たので,そのままで平気。

魚類は焦がさないように焼けばほぼ大丈夫。ただ、手先が以前より使えないようなので、なるべく骨は取ったほうがいい。

魚だったら、むしろサバ缶のような缶詰の方が食べやすい。

 

基本的にデイサービスでの食事は全体的に柔らかいので、「刻み食」にしなくても大丈夫なようです。スタッフさんに相談したら、

「ほぼ完食していらっしゃいます」

との事で、今後は様子を見てもらうようにお願いしました。

介護用トロミ粉末

上記で「トロミをつける」というのは、介護用トロミ粉末を適宜加える事です。

昨年より、誤嚥性肺炎を防ぐために、ジジの汁物にはトロミをつけています。

使用しているのは(↓)これらの商品。

デキストリンというデンプンが使われています。

www.asahi-gf.co.jp

www.meiji.co.jp

現在、実家ではまとまった袋入りを使っていますが、デイサービスにはスティックタイプの個別包装を持参して、汁物に加えてもらっています。

トロミ剤は汁物だけでなく、片栗粉代わりにお料理全般に使えます。片栗粉より便利なのは、冷めてもとろみが消えない事です。無味無臭で味は変わりません。

お料理が出来上がったら、小さじで振りかけてよく混ぜるだけで水分にとろみがつくので、これからは今まで以上に出番が増えそうです。

 

(↓)これは昨年9月に撮影した写真なので竹輪を使っていますが、

このように具材がバラバラしそうなサラダもトロミ剤を振りかけて和えると良い感じにまとまってくれます。

啜れない

8月になってからジジが言い出したことですが、

「味噌汁に入れたもやしが長すぎて食べにくい」

とのこと。いつも髭を切ってあるもやしを使っていますから、普通に考えたらたいして長くない筈です。汁にトロミを付けただけではダメなようです。

同じ頃、夏なので食卓に載せた素麺が「長すぎて食べにくい」と言っていました。

実はこの時は、茹でる時に素麺の束を二つ折りにして短くしていたのですが、それでも食べにくいということは、ほぼ「啜る」という動作が出来なくなっているようです。

対策としては、

もやしはキッチンバサミで短く細切れにしてから調理する、

素麺は茹でる時に三つに折ってから茹でる。(ちょっと折りにくいけど頑張る)

これで、今の時点では解決しました。

 

ジジは95歳です。

嚥下が難しくなっても不思議はない年齢です。

これからもケイスバイケースで対応していこうと思います。

 

本日アップの貼り絵

2020年8月28日の作品です。

今から3年前、おママはまだできることが多かったですね。

同じ日の一コマです。(↓)リンゴををむいていました。

そして昼食後は食器の洗い上げだけでなく、なんと布巾も洗って蛇口に干しているではありませんか❗️(^O^)

でも、よく見ると、これは布巾ではなく、汚れたペーパータオルを丹念に洗って干したのです。おママさん,器用でしたね。(↓)

 

この作品は余り写真がなくて私の記憶も曖昧です。

「お題」があったかどうかも、今となっては分かりません。(^◇^;)

(↓)最初、おママは3ピースの構成を考えていました。

ところが、おママは中央ピースが大きすぎると考えました。

 

<おママの貼り絵制作動画>

2020年8月28日 15:26〜(3分12秒)

おママは中央ピースをどう分割するか考えています。

「こう、きれーに、ほんといて、しゃっと…。」

言葉だけでは全く意味不明ですが、指差しながら伝えようとするので、私もなんとなくイメージは伝わりました。しかし、実際に切る時はおママ自身が自分のプランを忘れてしまうので、その通りにはなりません。

切ってからは4つの細長いピースをどう組み合わせるか、思案に余念がありませんでした。

(↓)4ピースを貼り終えたら、葉っぱを添えるようとしていました。

 

使用した紙

(↓)おママがまだ60代の頃、製本技術を習っている時に購入した大判の紙です。

(↓)小津和紙で購入した友禅紙です

(↓)関連作品です。

harienikki.hatenablog.com

(↓)この時期、おママにはよく果物をむいてもらいました。

harienikki.hatenablog.com

 

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。