(2020年2月18日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年)
*精神的なリスク回避のため
朝晩はすっかり涼しくなったけど、東京は日差しが当たると、昼間は結構暑いです。
でも,秋です。そう,秋なのです。
秋を満喫したいけど、思うように動けません。
厳しい夏が終わって、私はまだ頭も身体も夏の後遺症を引きずっているようです。
でも、スーパーの店頭には、葡萄、梨、柿、そして林檎までキラキラと並び始めました。
そして、忘れてはいけません。
秋の味覚と言えば、栗です。
「栗ご飯を作らなきゃ❗️」
ここ数年、私の中では年中行事となっている栗ご飯。
別に誰かに強制されているわけではないのですが、親が超高齢になってくると、あれこれ考えてしまいがち。
ジジは96歳。それなりに元気ですが、足腰はかなり弱って、家の中でも自立歩行は出来ません。そして、認知力,記憶力も昨年に比べてかなり衰えています。
年齢が年齢ですから、いつ急変があるか分かりません。
「ジジは栗ご飯が好きだから、年に一回くらい秋に栗ご飯を食べさせて上げないと。」
でも、本人は記憶力が落ちてすぐに忘れてしまいますから、これは私自身のためです。
「今年が最後になりかもしれない。好物は食べられるうちに…。」
万が一、ジジに何かあった時、
「栗ご飯を作ってあげれば良かった」
と泣くのは嫌ですからね。(^◇^;)
ここ数年、毎年同じ事を思って栗を買っております。
そして、(↓)私はアリバイ工作のように,しっかりブログに書いていました。
*手が疲れた
今年は近所の安いと評判の八百屋さんんで栗を買いました。
一袋800円で、高いと思ったのですが、スーパーよりも倍くらい入っていし、虫食いが少なく大粒で良い栗でした。
私は栗をざっと洗って大きなお鍋に投入し、そこへヤカンで沸騰させた熱湯を注ぎ入れます。栗の全てがしっかり浸かるようにします。
そのまま放置して、鍋の湯がぬるくなり、素手で栗を掴めるほど十分に冷めてから剥き始めます。
(↓)開始。
(↓)1時間余り格闘して終了。
栗の量が多いかなと思ったけど、米3合に全て入れて炊きました。(塩と酒は少々入れました。)
*やはり炊いて良かった
仕上がりは上々。ダンナは栗がたくさん入っているのでご機嫌でした。
お味も栗の甘味と香りよく、苦労した甲斐がありました。
しかし、あまり栗が多いせいか、食感は少々モサモサして、お汁がいつもより恋しい。ご飯も少し硬めでした。水分を若干多めにして炊けば良かったです。
(^◇^;)
翌日、実家に持っていき、オネコさん宅にもお裾分けしました。
ジジも昼と夜の2回食べました。電子レンジで温める時、大匙2杯ほど水を加えてから加熱したので、いい感じに柔らかくなりました。
「栗ご飯,美味しいね。」
ご満悦だったので、私も報われて嬉しかったです。
(↓)昼食のおかずはハムカツ(スーパーで購入、私が切った)、キャベツ(カット野菜),ブロッコリー(これは私が茹でた)
(↓)夕食のおかずは筑前煮(ホットクックが煮てくれた)、ホーレン草のマヨネーズ和え、柿(柿は食感がツルッと誤嚥するかもしれないので、1センチ四方くらいに小さく切りました)
ジジのご飯はお茶碗に軽く半分くらいの量です。
でも、この日の夕食は写真の分量を完食しました。よく食べたと思います。
この食欲なら、来年もきっと栗ご飯を食べられるでしょう。
ジジ、お互い頑張ろうね。
(↓)毎年掲載していますが、栗ご飯のイラストです。
*本日アップの貼り絵
2020年2月18日の作品です。
私がいない時におママが一人で取り組んだので、制作途中の写真もありませんでした。
おそらく作業机の上にあった小さな切れ端を集めて構成したのだと思います。
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。