アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

今年も長寿検診を受けました

(2016年1月19日アルツハイマー認知症の診断から約年11ヵ月

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別にやらなくても良いのだけど

実家のある自治体では年度の1回長寿健康診断が安く受けられます。これは後期高齢者はもれなく対象です。

基本的な長寿検診は血液検査と心電図、尿検査があって、自己負担は500円です。

それにレントゲンを撮る肺がん検診を付けると100円増しで、

大腸がん検診(便検査)を付けると200円追加になります。

ジジはおママと一緒に受けていた時からずっと肺がん検診をつけて600円の自己負担で受診してきました。

「毎年受けていらっしゃる長寿検診の予約をとりますか?」

受診期限は年度末の3月31日ですから、かかりつけ医に行った時に受付で勧められました。

ジジは96歳。食欲旺盛、少々血圧は高めで便秘がちですが、至って健康優良爺さんです。

(別にやらなくても良いけど…。)

私の心の声が囁いていましたが、当のジジ本人はお得な健康診断なのでやる気満々でした。

「予約とってね。」

それで、私が金曜日から週明けまで実家泊まりの月曜日午前中に予約をとりました。

「尿は検査当日の一番最初の尿を採取してください。」

「当日は朝ご飯は食べずにきてくださいね。」

受付の女性から採尿コップと容器を渡されました。

あぁ…このクリニックでは、採尿は家で済ませるシステムになったんだね…。

(↓)過去には認知症のおママの採尿をかかりつけ医の院内で採取するにあたり、

私は大惨事(決して大袈裟ではないわ…)に見舞われたこともありました。

ジジはおママほど認知症はひどくないけど、確かにジジも自宅の方が安全安心でしょう。

実際、ジジは院内での採尿ができなかったりしましたから。(^◇^;)

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予約をとった旨をオネコさんに報告すると、

「チャーコさんも連れていくのも大変でしょう。96歳まで元気で生きて、今だって元気いっぱいじゃない。別にもうやらなくたってさ…。」

私は持病もあるので定期的に血液検査もしていますが、オネコさんは一切検診を受けていない強者です。本当だったら、ジジよりむしろアラ還のオネコさんの方が必要かも知れません。

「まぁ、本人が受けたいって言うしさ。おママと違って記憶はいい加減だけど、ジジはまだ話せばわかるじゃん。2人連れて行っていた時に比べたら楽だよ。」

私は自分に言い聞かせるようにオネコさんに伝えました。

(↓)過去はいろいろありました。

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前夜、じじに因果を含めた

実家泊まりがけの週末日曜日の夜。

私は翌日の検診当日の朝は結構忙しいです。

ジジの採尿や、朝ごはんを食べない様に注意する必要もあり、予約の10時より15分前には車椅子を押してジジをクリニックに連れて行かなければなりません。

そのため、前夜から私は既に臨戦体制でした。

「いいですか。朝起きたら、このコップにお小水を入れてトイレの隅に置いておいてください。私が容器に移し替えますから。それで、朝ご飯は食べてはいけませんよ。」

引っぺがしたカレンダーの裏紙にマジックでその旨を大きく書いて、念を押しました。

だって書いてテーブルに置いておかないと、ジジはすぐ忘れますから。

「分かりましたね。起きたらもう一度読んでくださいね。」

私、心持ち凄んで目を釣り上げていたかも知れません。ジジは緊張しながら良いお返事をしました。

「分かりました❗️おしっこを取る、

 朝ごはんを食べない❗️」

私が就寝してしばらくしてから、階下でバタンバタンと音がするではありませんか。

時計を見ると午前3時。

ジジはたいてい夜中はトイレへは行かずポータブルトイレを使います。それなのに、明らかにトイレへ行こうと廊下を歩くジジの歩行器をガタガタいわせれいるのでしょう。しかも更に廊下で普段と違うドタドタと行きつ戻りつしている感じがしました。

(転倒か?何があったのか?)

私は飛び起きて階段を駆け降りました。すると歩行器を使って歩くジジはトイレの前にいました。

「どうしたの?こんな夜中なのにどうしてポータブルトイレを使わないの?」

「だって、もう朝だろ?」

「午前3時だよ。」

「もう朝だから起きようと思ったんだ。」

「外はまだ真っ暗なのに…。」

「え?だって朝でしょう。起きてみたら、テーブルに『朝起きたらおしっこをコップに入れろ』と書いてあるから、その通りにしようと思ったんだよ。」

ジジよ、まだ夜明け前なのに…。朝には早すぎるよ。

もしかしたら,私が強く言ってプレッシャーをかけたから、ジジが夜中にお小水を取る羽目になったのかしら。私、少し反省しました。

ジジは寝ぼけることもなく見事にお小水をコップに採取してました。

私こそ寝ぼけ眼でしたが、せっかく起きたので、それを専用の容器に入れて封をしました。ジジはその後またベッドで寝ましたが、私の方は朝まで寝つけませんでした。

 

検診で唯一手こずったのは…

おかげさまで、翌朝の私は寝不足でフラフラ状態。ジジを載せた車椅子を押すのも結構辛かった。

一方、ジジは朝食抜きもさほど苦にもせず、元気溌剌で検診を受けていました。血液検査も心電図も難なくクリア出来たのですが、思わぬところで手こずりました。

それは身長測定です。

「田中さん、頑張って背筋を伸ばしてみて下さい。」

ジジの背中は「くの字」に曲がっています。頑張っても背筋は伸ばせなくて相当な前傾姿勢ですから、上下させる計測バーの先端まで頭がきません。

必死の形相でジジは背筋を伸ばそうとしましたが、実際は顎を上げて上を向いているだけでした。

「田中さん❗️もうちょっと頑張ってね。」

正確に測定出来るはずもありません。

「これ、意味ないんじゃないですか?」

私は思わず呟いてしまいましたが、看護師さんはいささか強引に(いい加減に)

「151センチです」

と計測していました。

ジジは「ずいぶん縮んだ」とがっかりしていました。

私ははレントゲン室には立ち入れないので、詳細には分かりませんが、さぞ先生も看護師さんも大変だったでしょう。

 

それでも、後日検査結果を聞きに行ったら、血圧が少し高いくらいで、コレステロール値もヘモグロビンA1cも正常で貧血もなし。胸部レントゲンも異常なし。

おかげさまで健康そのものでしたわ。

だからこそ、ここまで長生きできているのだと思います。

因みに、私はコレステロール値は正常範囲を超えていますし、ヘモグロビンA1cだってジジより高いです。

うーむ。こと健康に関しては、娘のチャーコの方が96歳ジジに負けてますわね。

 

本日アップの貼り絵

2016年1月19日の作品です。

私がブログを始める前でしたから。制作途中の写真もありません。

ただ,使った紙はわかります。(^O^)

三越のお歳暮カタログの表紙です。

波の曲線を切るのはとても楽しそうでした。

そして左右に脇役はお馴染みのティーパックでした。

(↓)関連作品です。

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おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。