(2022年9月23日アルツハイマー型認知症の診断から約15年7ヶ月)
*夏の総括
家の中でも歩行器がなければ、立ち上がることも歩くこともままならないジジです。足腰の力は春より格段に落ちたと思います。95歳ですから、仕方ないかな…。(^◇^;)
(その1 よく転ぶ)
ショートステイの期間以外は休まずデイサービスには出掛けていました。デイサービスにスタッフさんや通所者の皆さんとは顔馴染みなので、それなりに楽しいようです。
ただ、7月と8月に施設内で転んで2度同じ膝小僧を擦りむきました。消毒と大きな絆創膏で保護していましたが、流石に95歳にもなると、大した傷でもないけど治りづらいです。完治まで1週間から十日かかりました。その間,デイサービスでの入浴は絆創膏の上に保護フィルムをつけてシャワーで汗を流して下さったようです。
(その2 プライドに支えられて)
今年1月に導入したポータブルトイレは夏も夜間は使用しました。
実は実家のトイレは西陽が当たる午後になると、かなり暑くなります。ただでも身動きが取り辛いジジですから、普通の人より滞在時間が長いのです。
「暑いトイレに長くいたら、若い人だって熱中症になりかねないよ。ポータブルはエアコンの効いた部屋にあるから、昼間だって使ったら良いじゃない?バケツ掃除なんて苦にならないから無理しないで。」
そう言ったのですが、ジジは昼間はトイレに行って用を足していました。
気概と気力はまだ健在です。
(その3 それなりに食べてる)
嚥下問題もあり、食は少し細くなりました。食事量は夏前の7割くらいに減らしています。それでも,食べることは楽しみのようです。
最近ですが、お箸で白御飯を取って口に運ぶ動作が上手くいかない事もあります。本人は箸にこだわっていましたが、スプーンも出してあげると、そちらの方が難なく口に運べて良いようです。
(その4 目出度い)
今年の8月、ジジとおママは曾孫が一気に2人増えました。
オネコさんの息子夫婦,娘夫婦にそれぞれ女の子が1人づつ生まれたのです。
これでジジとおママの曾孫は合計5人です。目出度い❗️(^O^)
特に娘のユズちゃんは36週に入る前に兆候が始まり、早めに入院したので、オネコさんはお泊まりがけで上2人の孫の世話に行っていました。
そんなこんなでショートステイを利用しました。
今は両方とも母子ともに元気で何よりです。
実は、今週もオネコは平日にユズちゃん宅へ行くので、月曜から金曜日までジジにショートステイに行ってもらっていました。
11日月曜日は迎車の手配がつかず,私がタクシーで送って行きました。
対応して下さった介護スタッフは男性の方で、ジジはその人の顔を見て笑顔で言ったのです。
「あなた、前回も会ったね。」
スタッフさんも少し嬉しかったのか、
「はい、ありがとうございます」と答えていました。
ジジもそれなりにショートステイに馴染んできたのかもしれません。
本日9月15日、ジジはご機嫌で帰宅しました。(๑˃̵ᴗ˂̵)
*本日アップの貼り絵
2022年9月23日の作品です.ちょうど1年前ですね。
この日の「お題」は私が博物館でもらってきたリーフレットです。
残念ながら、この展示は見る機会がありませんでした。
おママの好みそうな紅型の衣装や工芸品の写真がとても綺麗です。
(↓)おママは嬉々として衣装を切り抜いておりました。
<おママの貼り絵制作動画①>
2022年9月23日11:44〜(1分37秒)
おママは黄色い雲型を切り抜いております。
背景にテレビの音が大きく聞こえます。荘厳な音楽ですが、おままは全く意に返しません。どうやらNHKが放送したドキュメンタリーのようです。旧ソ連のゴルバチョフ総書記の話らしい。
チ「賑やかだね……ゴルバチョフさんだって。」
マ「ほんとう?なに?」
チ「昔だな。」
おママはハサミに集中しています。
(↓)他のピースも切り抜き中。
(↓)大体の構想は決まりました。
<おママの貼り絵制作動画②>
2022年9月23日11:56〜(39秒)
おママは4つのピースを動かしながら配置を調整しています。
(↓)さて、糊つけです。
<おママの貼り絵制作動画③>
2022年9月23日12:00〜(1分29秒)
おママは黄色の雲型を貼りました。しかし、次に貼るピンクの雲型が窮屈になってしまいました。それで、せっかく貼ったのですが、器用に剥がして貼り直しました。
そして再び糊付けの作業に戻りましたが、
マ「チョンチョコチョンチョン…」
鼻歌はご機嫌そうで良いけれど、おママさん❗️
1ピース床に落としましたわよ。(^◇^;)
最後に1ピースつ生かして、完成しました。
おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。