アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母が作った貼り絵たち。

月末企画❗️今月のイチ押し‼️ (2019年4月版)&御朱印帳(番外編)

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(2019年4月15日 アルツハイマー認知症の診断から約12年2ヶ月)

 

ついに❗️平成最後の「今月のイチ押し‼️」

遂に平成が終わりを迎えます。残り時間が迫る中、平成の変わる前にこの記事をアップ出来ますように❗️(°▽°)

 

「月末企画❗️今月のイチ押し‼️」とは…。

このシリーズはその月におママが制作した貼り絵の中で、私やオネコが1番気に入った(面白いと思った)作品をご紹介するものです。

「月末企画❗️今月のイチ押し‼️」というカテゴリーがあるので、もし、ご興味があれば、他の月の「イチ押し」もご覧下さいませ。m(_ _)m

 

判断基準は⬇️こんな感じ…。。

①綺麗もしくは興味深い作品。

②制作エピソードがある。

③制作途中の写真があれば尚良し。

④おママの独自性が強い作品。

 

今回は①と②と④に該当します。

 

どこに隠れていたの?

4月15日の昼前。

実家に着いた私が目にしたのは、作業机の前で何か片付けをしているおママの背中でした。どうしたのかと思って近付くと、作業机の上に載っていたのは本日アップの貼り絵でした。

それを見た時、私は驚愕のあまり、一瞬声が出ませんでした。

「今、完成したんですか…?」

「そう、今ね。」

「素敵じゃないですか❗️色はまとまりがあるのに、華やかですよ。」

「そう? 大分悩んだけど、結局まわりはこれしかないって思ったのよ。」

出来立てだからか…、私は明確なおママの気持ちが聞けて嬉しかったです。

 

それで、私が何故驚愕したかというと…。

貼り絵のど真ん中にデンと貼ってある印影の紙なのです。

これは川越の和菓子屋さん「くらつくり本舗」の紙袋から切り抜いたものでした。

 

遡ること2年前。

5月の初めに、ダンナが知り合いからお煎餅を頂きました。私はダンナ、娘とこのお煎餅を大変美味しく食べ尽くし、例によって、袋だけ実家に持って行ったのです。

それで、おママに貼り絵に材料として活用してもらったのですが…。 

 

2017年6月15日に⬇︎の貼り絵を制作した後、「蔵造(?)本舗」の印影部分が行方不明になってしまったのです。時々、私はおママがどこにしまったのか探していたのですが、遂に見つかりませんでした。

harienikki.hatenablog.com

 

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(⬆︎この写真撮影時には有ったのに‼️ この日を境に行方不明になっていました。)

 

そして2年近くたって 、おママは突然どこから見つけたのか⁉️

2019年の4月15日にこの印影は日の目を見たのですが、謎は深まります。

しかし、再び興味を持って、貼り絵に使ってくれたのは奇跡のようにも思えます。

「ねぇ、これ、なんて書いてあるの?」

私が説明すると、おママは頷きながら納得しているようでした。

しかし、アルツハイマー認知症ですから、お忘れになります。

 

この貼り絵はおママもとても気に入っているようです。

貼り絵を収納しているファイルを開けるたびに、

「難しかったけど、これで良かった」

などと、さも覚えている体で説明してくれます。

もしかして、覚えているの?(^◇^;)

きっと、見るたびに心が動くのですね。その時感じるままに語るのでしょう。

そして、必ず付け加えます。

印影を指差し、

ねぇ、これ、なんて書いてあるの?」

まだ、おママはこれをデザイン化された文字だと認識できるのですね。それが嬉しかったです。

 

そんなこんなで、この『2年の時を超えて出現した印影』

今月のイチ押しに決定‼️

👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏


 

www.kuradukuri.jp

 ⬇︎こちらを開くと小袋の写真が出ています。

www.kuradukuri.jp

⬇︎これも同じ袋を使って制作しています。

harienikki.hatenablog.com

 

平成の終わりに…。(番外編です)

本日4月30日。ジジとおママはデイサービスでした。

私はオフなので、台東区浅草寺に平成最後のお詣りに行きました。

家内安全と健康を祈願し、御朱印を頂いてきました。

昭和の終盤から平成の30年間を通して、私がぼちぼち続けてきた事の1つが御朱印集めです。

今でこそ「御朱印ガール」なんて言葉があります。でも、私が日本美術史を学び、寺社仏閣巡りをしながら御朱印を集め始めた三十数年前は、若い女子では珍しかったです。よく「渋いね…」と、さも年寄り趣味みたいに揶揄されていましたわ。(^O^)

でも、くじけない…。同じクラスの友人数名も、その頃から始めていましたから。

 

三十数年間で御朱印帳は2冊半。御朱印集めはスタンプラリーとは違うので、私は旅行の時や参詣の折々に頂いてきました。だからそんなに多い方ではないと思います。

 

今日、久しぶりに開いてみると、その時その時の思い出が蘇ってきました。

一緒に御朱印を頂いた家族や友人達は今も元気で、そしてずっと良いお付き合いが続いています。これは有難い事だと思いました。

 

⬇︎下の写真は懐かしい御朱印と今日の平成最後の日に頂いた御朱印です。

 

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 初めてご朱印帳を手にしたのは昭和62年3月10日、私は21歳でした。

滋賀県長浜市高月町向源寺にいらっしゃる国宝「渡岸寺十一面観音」を拝観した時のものです。

この数日前に雪が降ったようで、私と友人Mちゃんは駅から雪の残る道を歩きながら向源寺に向かいました。憧れの国宝十一面観音像に逢いに行くのです。その時、参詣者は私達二人だけだったので、寒さを忘れて心ゆくまで拝観しました。

その後、御札所の前に置かれたストーブで暖をとりながら休憩していますと、壁に掲げられた御朱印の見本が目に止まりました。

「あんたらの年から始めたら死ぬまでにぎょうさん集まるなぁ。」

受付の高齢男性に勧められ、Mちゃんと共に御朱印帳を手にしたのが始まりでした。

 

平成の最初に頂いた御朱印香川県の琴平にある金比羅宮です。高松で漆芸の勉強をしていた友人Yちゃんを訪ねた時に、一緒に出掛けたのです。

暑い夏、石段をヒイヒイ言いながら二人で登り拝観しました。その時を思い出します。あれから30年、今もYちゃんは漆芸家として活躍しています。

 

下段2枚は平成最後の本日、浅草寺で頂いたの御朱印です。

令和の時代も平和で安寧でありますように。

大きな災害がない事をお祈り申し上げます。

 

おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。