(2021年7月16日 ルツ廃マー型認知症の診断から約14年5ヶ月)
*忘備録です
昨日11月12日、
ジジとおママはかかりつけ医に行き、お薬を処方してもらいました。
前回は10月4日でした。(↓)
高齢者によくある事ですが、ジジはお薬を飲み忘れるようになりました。勿論、おママはジジが飲ませないとお薬なんて絶対飲みません。
ここで1つの方式が成立します。
<ジジが薬を飲み忘れると、おママも薬を飲めない。>
それならば、二人とも同じ日数分が残るはずです。しかし、あら不思議❗️なぜかジジの方が多く残っていたのです。
「おママに薬を飲ませているうちに、自分の分を忘れてしまうんだよ」
「だから、おママに飲まそうと気を取られていると、つい忘れちゃって…。」
恐らく本人の告白が正解なのでしょう。被介護者のお世話に忙しくて、介護者が自分の事を疎かにする典型です。
しかし、薬を飲み忘れていても大して健康状態に差はなかったのです。考えようによったら、
「もう、2人とも効いているのかどうかわからないから、薬なんて飲まなくても良いんじゃないの?」(byオネコさん)
という意見もあります。でも、私は漠然とですが、お薬は飲んでいた方がいいのではないかと思います。
高血圧も心配ですし、おママはメマリーが必要だと思います。これからもお世話になるのですから、かかりつけ医の意見は尊重したい。
前回の10月4日に、先生から薬の管理についてご注意がありました。
薬を飲みやすいように管理すること。
今回は6週間分を処方するけど、6週間後に通院すること。
次回は残った薬の分を勘案してお薬を調整するから、残った薬を数えてくること。なんならそれを持参すること。
ブログに書いたお陰でしょう。私は忘れませんでした。v(^○^)v
11月12日時点で、
ジジの薬残量 一包化された血圧の薬2種類………25日分
お通じ対策の酸化マグネシウム錠……37錠
おママの薬残量 一包化された血圧の薬と認知症薬………15日分
お通じ対策の酸化マグネシウム錠……53錠
「1週間分のお薬を管理できる箱を作って入れています。それでも、忘れることはあります。」
一応、私は先生に主張はしました。それでも飲み忘れは発生しているので、お薬箱にも限界があるようです。
先生もそこはこちらの努力を認めてくれたようです。しかし、なぜ前回1日1回で処方された酸化マグネシウムがこんなに余っているのかはしっかり詰められました。
「飲んだり飲まなかったりして、今まで長い間の残りが累積していたのだと思います。」
「その飲んだり飲まなかったりというのは、誰が判断しているのですか?」
そう言われてもね…。私は一瞬、気が遠くなって白目になりました。
「自己判断かと…。」
「えっ⁉️」
今度は先生が一瞬絶句しました。そこでジジがヘラヘラしながら答たのです。
「便が硬いなぁとか、出ないなぁと思ったら飲んで、調子いい時は飲まないんですよ。」
おママに関しても、ジジが様子を見て飲ませていたので、結果的に飲まないことが多かったのです。
先生は難しい顔をされました。まぁ、お医者様の立場ではそうですよね…。
でも、このアバウトさは高齢者にとって日常ですわ。
今回(11月12日)処方されたのは
ジジが17日分、おママが27日分です。
酸化マグネシウム錠は随分余っているから今回は処方されませんでした。次回からは一包化に混ぜて1日1回は必ず飲むようにとの事です。
因みに血圧は二人とも上が142で下が70代後半だったかな…。
最後にジジは先生に言われました。
「お薬は飲んでくださいね。」
頑張ります。
*予防接種
昨日は、いつもよりも待合室にいる患者さんが多く感じられました。
その7割くらいがインフルエンザの予防接種の方達でした。
昨年、コロナウイルスが蔓延してインフルエンザが影を潜めていました。その反動で今年は流行しそうだというニュースもあったからでしょう。
「田中さん、毎年接種されていますが、差し支えなければ今日しますか?」
看護師さんが声をかけてくれました。
「実は今日はまだワクチンの在庫があるのですが、なくなったら次いつ取り寄せられるかはっきりしていないので、できれば有るうちに…。」
ジジにしてみれば、渡りに船とはこの事です。
「ぜひ、お願いします。」
実家のある自治体では65歳以上の高齢者は2500円で受けられます。しかし、昨日は予定していなかったので、その摂取票を持って行きませんでした。ないと受けられないし、実家とかかりつけ医は私の足で片道6分くらいでしょう。私はジジとおママを待合室に残して一旦帰ることにしました。
「摂取票はどこにあるの?」
「デスクの上にあるクリアボックスの一番上だよ。」
了解❗️
足早に実家の玄関を開けて、ジジの言うクリアボックスを開けてみると、
「無いじゃないかぁ❗️」
あったのは「ご長寿検診」の書類でした。
それでも見当をつけて、すぐに介護保険関係の封書を入れている引き出しから見つけられました。
頭は冴えていても、高齢だと思い違いは日常的に起こります。
日頃から親の机周りなど、何がどこに入っているか、大体把握しておいて良かったと思いました。
そして、今シーズン、ジジとおママはインフルエンザの予防接種も完了。
ホッとしました。
*本日アップの貼り絵
7月といえば暑い毎日でした。
夏バテか?認知症の症状が進んだためか?
「お題パック」は作ってもあまりおママは芳しく使ってくれませんでした。
この作品はそんな夏の作品です。おママの気を引くように大好きなハワイの包装紙から切り取った紙片を入れてみました。
(↓)「お題パック」はこちらです。
*「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について
一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。これが「お題パック」です。
7月16日金曜日
私が昼前に実家に着いた時に、既に出来上がっていました。この日は気分が良かったようで、朝から取り組んでいたようです。
元は数十年前におママが購入した大判のマーブルペーパーです。7月12日に切り出しました。
(↓)今回使用したピースも写っていました。
この日はおママはとても意欲的でした。
(↓)この後、こちらの作品を制作しました。
おママの貼り絵を見てくださり、有難うございます。