(2020年6月12日 アルツハイマー型認知症の診断から約13年4ヶ月)
*3ヶ月ぶり⁉️
介護保険を利用していると、毎月ケアマネージャーさんがいらっしゃいます。これは翌月のケアプランの確認と打ち合わせのためです。
ところが、緊急事態宣言下では家庭訪問もままならず、電話や郵送で行ったご家庭が多かったと思います。
実家も同じでございました。4月、5月はありませんでした。
6月12日金曜日、ようやく3ヶ月ぶりにケアマネさんがいらっしゃいました。
まずは近況報告。
幸いな事ですが、ジジとおママが通っているデイサービスは宣言期間中も開所していて、続いていました。ですから、今のところ、2人は殆ど新型コロナウイルスの影響を受けずに済んでいます。
「良かったです。幸いうちの区で感染者が出て休所になった施設はまだないです。ただ、個々の判断で休所したり、お休みをする利用者さんはいらっしゃいました。」
第2波、第3派は気になるところですが、何とかこのままやり過ごしたいものです。
この日、ケアマネさんがいらっしゃている間に、おママはこの(↓)貼り絵に取り組んでいました。
制作に没頭しているおママの背中を近づいて見たケアマネさんが、小声で私に囁きました。
「フキコさん…、随分お痩せになりましたね…。お会いするのが久しぶりだからかしら。」
「私も今年に入って痩せてきたなと思います。」
やはり、他所様から見てもそうなんですね。
私も気にはなっているのですが、一応食欲もあるし、以前よりはオヤツの量は減りましたが、三食しっかりも食べていますから、病気が顕在化しているとも思えません。
このことをオネコに伝えたら…。
「年齢考えたら、痩せて枯れていくのが自然なんじゃないかしら?85を過ぎて太るのもどうかと思うし…。」
そうなのよね…。
ジジも食欲はあるけど痩せて以前より小さくなった気がします。
中年期からずっと肉付きの良かったおママ…。
これから小さくなっていくのかと思うと、何だか寂しく感じました。
*本日アップの貼り絵
上に貼り付けた前回の記事でも書いたのですが…。
この日6月12日、ケアマネさんがいらっしゃる前に、おママは2枚の貼り絵を仕上げています。
それが、本日アップの貼り絵です。
「お題方式の貼り絵」です。
「お題方式の貼り絵」とは…。
昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
この日、私が用意したお題はこちらです。(↓)
おママはまず、ブルー系の千代紙を大きく斜めに二等分にしました。
それから木の色見本の様な長方形の紙を手にして、
「これを2つに切ろうかしら。」
おママはこれも斜めに切り離したかったのね。しかし、目見当では自信がなかったので、折り目をつけてからハサミを入れる計画です。
(↓)とは言え…、こんな風に折るのも結構難しかった。でも、頑張りました。(^O^)
(↓)折り目通りに切っています。
これを白いハガキにドンと貼り付けておりました。
「こっちはこうする」
もう1枚の葉書には違う感じで貼ってみたいようです。
(↑)試行錯誤中。完成形のデザインが決まる前は、ああしようか、こうしようかブツブツ言いながらパーツを動かしています。
2枚目は(↓)グリーンのマーブルペーパーを使いました。小さな渦を切り出すのは楽しかったみたい。(^O^)
比較的悩まずにデザインを決めることができ、構成要素も大きいので、糊付けも楽勝❗️
こんなにすっきりとすんなりと、しかも綺麗に出来上がるのは久しぶりでした。
おママもとても満足そうでした。
この気分の良さが、もう1枚制作する原動力になったのかもしれません。
元のチラシはこれです。(↓)
過去に同じチラシを使って、おママはこんな作品も制作しています。
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございました。