1枚目(2021年2月17日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年)
2枚目(2021年2月17日 アルツハイマー型認知症の診断から約14年)
*私事ながら…
世の中はまだコロナ禍ですが、春の風がビルに谷間の我が家にも吹き始めました。
いまだに家の中は完全に片付いたとは言えないけど、
そろそろ新しいカーテンを注文したいなと思うこの頃…。
モーレツに(先日紙に「猛烈」と書けなかった(^◇^;)、気分を変えたくなりました。
失恋したわけではないのですが、長年ロングヘアにしていた髪をバッサリと、
(切ってやるーー❗️ベリーショートにしてやる‼️)
私、ほぼヒステリーに近い衝動に駆られたのでした。
しかし、ここで問題が2つありました。
1つは、生来の癖っ毛。
私は28歳くらいの時に1度ショートヘアを試みたことがあります。
その時は、広がるし在らぬ方向に跳ねるという暴れ馬のような癖毛を、上手く御すことが出来ずに苦労しました。
硬いデップやムースで固めない限りはほぼライオン状態になります。
マメに家でヘアスタイリング⁉️をしない限りは、私は人間以外の生物に成り果てるかも…。
そして、もう1つはおママです。
ここ20年近く、娘達は髪型を変えていません。
今は娘と思っていなくても、よく通ってくる慣れたオバさんの髪型が急激に変わったら、
知らない人と思って警戒するかも知れません。
「あなたは誰ですか?どうしてここにいるんですか❗️」
なんて言われたら嫌ですわ。(涙)
それでも今、髪を切って軽いショートにしたい。
自分の気分やイメージを変えたい❗️
数日、悶々と悩んだ末に、オネコやジジに相談したら「大丈夫じゃない?」と言われました。
それならば❗️切りました。
美容師さんから
「お客様のためにも、お母様のためにも、ロングからいきなりベリーショートより、少し長めのショートになさって、様子を見たら…」
とアドバイスされて、こうなりました。(↓)
それで…、
ママの反応はというと、別にいつもと同じでした。
帰り際に深々と「どうもありがとうございました」と言われた時、
いつもよりは丁寧というか、より他人行儀に思えたくらいです。
きっと、おママは週2日来るオバサンを、さほど見覚えていないのでしょう。
それとも、髪型なんか関係なく、
声や顔形や雰囲気でいつものオバさんだと思えたかしら?
考えてもしょうがないですね。
おママの見える世界、おママの認識できる世界を、私は共有しきれないのだから。
でも、今日もおママが元気なら、
まぁ、いいか…。(^O^)
*本日アップの貼り絵
「お題方式の貼り絵」です。
2月の中旬に、私が怒涛の勢いで作った「お題パック」のうちの1つを使って、おママは連作しました。
「お題」はこれです。(↓)
小津和紙の千代紙の紙片と昔おママが残していたチョコレートの包紙です。
恐らく、私が(1枚目)と考えたトップの貼り絵の残りで、
大胆かつ不思議な魅力のある(2枚目)が制作されたのだと思います。
(1枚目)は「お題パック」だけでなくおママは自分で紙片を探して組み合わせています。
こっそりとTWG紅茶の包装紙も貼り付けているなんて❗️(^O^)
おママの遊び心だと思います。
私のいない時に制作されたので、制作途中写真が無くて残念です。
(↓)TWGのリバーシブル包装紙。上下の写真は1枚の包装紙の裏表です。素敵❣️
*「お題方式の貼り絵」と「お題パック 」について
一昨年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それで、あらかじめ私が「お題」と称して何種類かの紙を用意することが多くなりました。その他に組み合わせする紙片をおママに選んでもらってから、切り貼りを楽しんでもらうようになりました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。
私が実家に行かない時でもおママが貼り絵に取り組みやすいように、「お題」と台紙にするハガキをチャック付きのビニール袋に入れておく。これが「お題パック」です。
おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。