アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

干物をほぐしながら

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(2021年11月19日 アルツハイマー認知症の診断から約14年9ヶ月)

 

立派な干物❗️

昨年12月にジジのお友達から美味しい干物をいただきました。

大きな赤鯛が2枚、鯵や桜鯛など各2枚づつ。冷凍庫に入れておいて、ジジとおママの夕食の食卓に載せました。

二人とも喜んでいただきました。

私はほんのちょっとの(?)つまみ食いですが、大変美味しゅうございました。

 

しかし、干物は小さな子供と認知症の高齢者にはちょっと手強いかも知れません。

(切り身のお魚より骨を取るのが大変かな。)

ただでさえ、昨年(2021年)の夏には、おママは食べ方がわからなくて途方に暮れることもあったのですから、

(↓)

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焼いた開きをそのままお皿に載せて出したら、おママは手を付けられないでしょう。

「全部骨を取って身をほぐすか…。」

ちと面倒ですが、その方がいいと思いました。

 

相手が子供だったら、教育的見知から、一緒に骨を取る練習をした方がいいのですが、おママは大人になりすぎた大人です。もう、食べるためにストレスを感じるより、サクッと食べてくれた方がお互いの為だと思いました。

(しかし、おママのは綺麗にフレーク状にして、ジジのはそのままというのも気の毒か。)

あまり器用ではないし、スマホのタッチだって上手く出来ない人だから、ここは二人分ほぐしましょう。

そう決めて、私は干物を焼き始めました。

 

でも、見て下さい。この立派な鯛❗️

フライパンは26cmですよ。

説明書にはフライパンで焼くと書いてありましたが、実家のは古い焦げ付くようなフライパンなので、「くっつかないアルミホイル」を敷いて1枚づつ焼きました。

(↓)

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干物って、ほぐして身だけにすると、意外と量が少ないですね。(^○^)

え?

器の中の身が少なすぎるとお思いの方…。素晴らしい洞察力をお持ちです。

そうです。干物は背骨や縁側に結構身がくっついて取りづらいのです。

そこで、私、チャーコがそんな取りにくかった身を、お上品に、ベロベロベロっとかぶりついて頂きましたの。おほほほほ。

とても美味しゅうございました。(冒頭のつまみ食いの話です。)

 

魚の食べ方

干物をほぐしながら、ふと思いました。

(親の魚の骨を取ることになるとはね…。)

 

姉のオネコもですが、私は子供の頃におママから魚の食べ方を習いました。

お頭付きの煮魚など取りやすいものから始めたと思います。

「まずはヒレをとって皮を剥いて、上側の身を食べます。背骨は尻尾を持って、こうして身を端で抑えながら…外して…。」

はらわたは魚屋さんが取ってくれた物を購入することが多かったのか、私はあまり遭遇しませんでした。

焼き魚も同じ要領ですが、干物はちょっと取りづらい。

でも、私は子供の頃から鯵の干物が大好きだったので、必死に箸でつついておりました。

 

教えてくれたおママが食べる魚の骨を、今は私が取っているのです。

自然な流れといえばそうですが、少しほろ苦く可笑しくなりました。

子供の頃の私に魚の食べ方を教えていた頃の、当のおママは今の状態を想像すらしていなかったでしょう。

 

私はあまり子育てが上手く出来ませんでしたが、娘のアズキが抵抗なく魚を食べるので、ここだけはなんとかなったようです。

でも、遠い将来、アズキに骨を取ってもらわずに済ませたいものです。

 

じじは干物が食べやすくて美味しかったので、ご満悦のようでした。

デイサービスでは肉より魚のメニューを好んでいるようですが、

「お魚料理の骨はどうしているの?おママも自分でとっているの?」

と聞いてみたら、

「デイサービスの魚料理は、骨なんてないんだよ。予め取ってあるんだ。」

なるほど。そうですよね。ありがたいことです。

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本日アップの貼り絵

昨年11月中旬の作品です。

なんとなく、見た感じが今日のテーマにイメージが合うのではないかと思って選びました。(^○^)

この日、この作品お前に、おママは(↓)下記の貼り絵を制作していました。

11月19日のおママは冴えていたと思います。

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1枚制作して、余力のあったおママはさらに紙を物色していました。

私はあまり「お題」を考えていなかったので、丁度あったティッシュボックスの蓋をおママに渡しました。

安直な「お題」とお想いになるかも知れませんが、これまでティッシュボックスはおママの作品で大活躍をしてきました。切り取って捨ててしまう蓋の部分をうまく利用した作品もありました。

結構、おママには取っ付きやすい材料なのです。

(↓)早速切っております。

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(↓)「今月のイチ押し」に選んだ過去作。まさに蓋を活用していました。

印象深い作品です。

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(↓)今回は穴の空いた部分を2枚使うようです。メガネか?仮面かしら?

合わせる紙は「緑地に黒の市松模様」です。いつ見てもインパクトのあるj市松模様ですね。

この写真を見ていただくと、おママがいつもとは違う切り方をしているのがわかります。

普通、市松模様を切る時は色と色の境界線に沿って分割していたのですが、この時のおママは黒い部分だけ残したいと思ったようです。しかし、それではバラバラになってしまうから、細く緑の部分を残すように切り抜いています。

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<貼り絵制作動画①>

2021年11月19日 15:01〜(4分47秒)

このいつもとは違う切り方はおママにも難しかったようです。

やっているうちに、少し後悔したのかも知れません。ブツブツ言っていますが、乗りかかった船です。チャーコに叱咤激励されながら作業を続けています。

マ「それで…、こっちもこっちもでしょ。」

チ「あと2箇所だね。」

マ「困っちゃうよ。」

チ「どっちもやる❗️」

 

youtu.be

<貼り絵制作動画②>

2021年11月19日 15:07〜(4分20秒)

おママは緑の穴あきピースの向きに腐心しています。

形を揃えると、両方の縁取りの緑色の向きが合わなくなる。結局、形の方を優先していました。

隣のソファでジジが爆睡中でした。少々いびきの音が入っていて、お聞き苦しいかと思います。申し訳ありません。

 

さらにおママは「波紋」の紺色を選びました。

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そして、何を思ったのか、資生堂パーラーの包装紙に心を奪われてしまいました。

しかし、しばらく切っているうちに気が済んだようです。(↓)

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今度は「波紋」の赤を手にしました。

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おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。