(2022年2月4日 アルツハイマー型認知症の診断から約15年)
*なかなかチャンスがなかった
冬は林檎の季節です。林檎は身体にも良いので、食後のデザートにはもってこいですが、今シーズンはおママが林檎の皮むきをするチャンスがほとんどありませんでした。
私としては、おママには出来ることは続けてほしいです。
昨シーズンは誘えばまだ取り組んでくれましたが、今回は誘っても理解してもらえず、
「いいわ、やらない」
と言われるばかり…。
2月16日、今シーズンただ1度きりの林檎レッスンとなりました。
この日は珍しくおママは気がはっきりしていて、昼食の準備をしている私の跡をつけて2階の台所までやってきました。
それで、私はこの機会を逃すまいと、おママに林檎を剥いてもらったのです。(^O^)v
(↓)2月16日に制作した作品です。
*おママ頑張りました
昨秋、おママは梨を剥いたのは1度くらい。柿はやりませんでした。
もう,やる気がなくなってきたようです。
でも、この日は気力満々。
「芙貴子さん、お手伝いをしてください。」
とお願いしたら,二つ返事で飛びつきました。
おママは昔から、最初にリンゴを4等分に切り分けて、芯を切り取ってから皮を剥きます。
一昨年までは、割と良い感じにリンゴを縦に2等分、4等分に分けられていましたが、段々にこれが難しくなってきたようです。
(↓)でも手付きは良いですね。
<おママの林檎の皮むき動画>
2022年2月16日 12:46〜(5分32秒)
やってみれば、おママはまだ林檎の皮むきが出来るようです。
林檎を半分に切ったところで、かなり斜めに刃が入ってしまいました。その結果、大小の差が生まれ、その事が芯を取る作業を難しくさせていました。
最初の1/4個は順調に良く出来ました。(^O^)
2つ目は大きかったので、芯を取る時に一苦労していました。
ガサッ❗️
果肉がごっそり廃棄に回されて、チャーコは内心青くなっていました。でも、大きいのでおママは工夫をしていました。2つに分割してから皮を剥くと、確かに手で持ちやすくて楽ですね。
3つ目はほとんど果肉ばかりで芯を取る必要はなかったのですが、おママは定例通り芯を取るように切り込みを入れてしまいました。
4つ目は再びガサッと大きく芯を取りました。(^◇^;)
最後にお行儀は悪いのですが、母娘で果肉のたっぷり付いている芯を摘み食いしました。
だって、勿体無いんだもん❗️(๑˃̵ᴗ˂̵)v
今後はもっと機会が少なくなるかも知れません。
おママは認知症の診断から15年が経ちました。言葉でのコミュニケーションが難しくなってきた現状、包丁を持たす事に躊躇はあります。
でも、様子を見ながら、おママには負担がないように勧めてみたいと思います。
(↓)過去の林檎・果物レッスンです。
*本日アップの貼り絵
この日、こんな切れ端を集めて「お題」にしてみました。(↓)
やはり、最初に手にするのはお気に入りの花柄です。
(↓)白いハガキの上に載っている複雑な形のピース❗️
これはひと続きで切られています。おママの超絶カットはまだ健在です。(^◇^;)
これをメインピースにしたら良さそうですね。
<おママの貼り絵制作動画>
2022年2月4日 16:36〜(5分04秒)
恥ずかしながら、動画の冒頭からチャーコが大きなクシャミを2連発しております。
それを聞いたおママはひと言。
マ「だいじょうぶですよ。」
こちらは大丈夫じゃありませんわ。(°_°)おママは「だいじょうぶ?」と言いたかったのかも知れません。
チャーコのクシャミは花粉症だと思います。実はこの数日後から目元や顔面が赤く腫れ始めて、その後1ヶ月以上体調不良が続きました。
そして、おママは構成が進み、チャーコに糊付けを勧められました。
チ「これ,貼っちゃって❗️」
マ「じゃぁ、しょうしよう(そうしよう)。」
このような言い間違いは多くなってきました。
動画の終盤、おママはL字に切り取った紗綾模様の残りを捨てようとしました。
チ「せっかく切ったんだから捨てないでよ…。」
マ「切ってないよ。」
もう❗️切ったことをすぐにお忘れになったようです。(^◇^;)
(↓)完成間近です。
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。