アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

月末企画❗️今月のイチ押しリターンズ(2018年8月版)2枚ある

(2018年8月12日アルツハイマー認知症の診断から約11年5ヶ月)

(2018年8月3日アルツハイマー認知症の診断から約11年5ヶ月)

harienikki.hatenablog.com

この8月

暑かったこの夏。

アラ還の身体にはかなり堪えました。

そして、この8月は地震と台風に翻弄されました。

精神的にも結構キツかった。

私は低気圧が原因の頭痛で、このところ何度も鎮痛剤のお世話になっています。

長く居座った台風10号の影響は大きかったと思います。

災害の被害に遭われた地域の方々にお見舞いを申し上げます。

とは言え、まだ終わったわけではなく、この週末は近畿・東海・関東が影響を受けそうです。どうぞ、皆様、急激で強い雨にご注意くださいませ。

「今月のイチ押し❗️リターンズ❗️」とは

昨年の1月におママが特別養護老人ホームに入所したので、もう、新しい貼り絵作品は出来ません。(面会時にシール遊びはしますが…)

一昨年まで、「月末企画❗️今月のイチ押し❗️」は当ブログの月末恒例行事でした。

オネコと私は「イチ押しミーティング」をして、特に印象に残る作品を選んできました。

それはすぐに意見が一致することもありましたが、紛糾する(大袈裟です)こともしばしば…。

しかし、それも出来なくなりました。寂しいものです。

「今月のイチ押し」は今見ても素敵な作品が多いです。当時を思い出して、今、感じることもあります。

そこで考えたのが「リターンズ❗️」。

6年間72枚の中から、私が特に好きな作品を再びご紹介する企画です。

(↓)先月の「イチ押しリターンズ❗️」です。

harienikki.hatenablog.com

紛糾の末

2018年8月末の「今月のイチ押し」は2枚ありました。

これはオネコさんと私で毎月話し合っていた「イチ押しミーティング」で納得の1枚を決められなかったからです。

一応、「おママのオリジナリティが高い」と言う理由で、私はオネコさんが選んだ作品に譲った形になりましたが、どうしても気が済まなかったのです。

基本的に私以外の人にはどーでもいい事でした。でも私的には治らなかった。

おママの制作を見守っていた私のこだわりだったのでしょう。

それで「オネコselect」「チャーコselect」と2度に分けて、しかも月を跨いで9月に入っても「月末企画❗️」に記事を書いたのでしょう。

思えば、6年間の中で、こんな事は時々ありました。

今、再び

見返してみて、どちらも綺麗で素敵な作品だったと思います。

「オネコselect」はすっきりとした構成です。

改めて見ると、この作品の主役はチューリップではなく、中央の三角形を組み合わせた部分だったと思います。元の紙が何であったかはわかりませんが、水色地に白いストライプが入っていたのでしょう。その白い線を有効に活用しているのが、おママの主眼だったのではないか。

残念ながら,私のいない時に制作されたので、途中経過の写真がなかったのです。

多分,それで私は渋っていたのでしょう。

harienikki.hatenablog.com

チューリップの紙について、おママは遡る事5ヶ月前から、目にする度にどうするか考えては纏まらず忘れるを繰り返していたようです。(↓)同年4月9日撮影。

(↓)因みに上の写真で途中になっていた貼り絵は、こんなふうになりました。

harienikki.hatenablog.com

一方「チャーコselect」の方は躍動感があります。

おママが一生懸命切り抜き並べて楽しんだ姿を、私は見ていたからこその共感もあったと思います。

harienikki.hatenablog.com

(↓)元々はこれでした。

2017年の秋に、おママは楕円形の取り出し口の部分を面白がって、貼り絵に活用していました。

harienikki.hatenablog.com

それで、「お題」にしてみたのですが、、おママが強く心を惹かれたのは箱に印刷されていた野菜の写真の方でした。

(↓)細かく切り抜いているおママ。

(↓)次におママは並べて楽しんでいました。

結局、6年後の今現在で考えても、甲乙付け難い。(๑˃̵ᴗ˂̵)

本当にどっちでも良かったと思います。

2018年の8月、おママは39枚の貼り絵に取り組みました。

ハガキ大ですから小さな作品ですが、暑い夏にも関わらず、おママは精力的だったと思います。

ほとんどこれしかやることがなかったとは言え、そのエネルギーは素晴らしかった❗️

 

おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。