
(2019年8月23日アルツハイマー型認知症の診断から約12年6ヶ月)
今年の夏はキツイです。
とにかく暑い。
暑い 暑い 暑い❗️💢
「暑い」と言っているだけで8月が終わった感じがします。
本当に秋は来るのでしょうか?
去年のように秋が短いのかもしれませんね。
日本の四季の中で秋は一番風情があると思います。
私は秋を楽しみたいのです。
秋よ,早く来てください❗️
*「今月のイチ押し❗️リターンズ❗️」とは
2023年1月におママが特別養護老人ホームに入所したので、もう、新しい貼り絵作品は出来ません。(面会時にシール遊びはしますが…)
その直前の2022年12月まで、「月末企画❗️今月のイチ押し❗️」は当ブログの月末恒例行事でした。
オネコと私は「イチ押しミーティング」をして、特に印象に残る作品を選んできました。
それはすぐに意見が一致することもありましたが、紛糾する(大袈裟です)こともしばしば…。
しかし、それも出来なくなりました。寂しいものです。
「今月のイチ押し」は今見ても素敵な作品が多いです。当時を思い出して、今、感じることもあります。
そこで考えたのが「リターンズ❗️」。
6年間72枚の中から、私が特に好きな作品を再びご紹介する企画です。
(↓)先月の「イチ押しリターンズ❗️」です。
*食いしん坊の賜物
2019年8月のイチ押し作品です。
私が実家に居ない時に、おママ一人で取り組んだ作品です。
だから、制作途中の写真が1枚もありません。私が当時イチ押し作品を選ぶ時、なるべく制作途中の写真がある作品にしようと考えていました。しかし、その節を曲げてでもこの作品を選んだのは、思いがけない発見があったからでした。
おママはチョコレートを食べた後の残り物を、ちゃっかり使っていたのです。
この作品をパッとみたら、斜めを軸としたおママお得意のシンメトリーを感じさせるデザインです。そして、落ち着いて調和の取れた配色。ただそれだけでも十分素敵な作品だと思います。
でも、茶色のアーチが元は何であったかに気がついた時、私は驚きと同時にクスリと笑ってしまいました。
食いしん坊のおママらしい作品です。
チョコレートが入っていたカップなんですよ。(^。^)
大概、食べた後はこんなものは捨ててしまいます。
しかし、それを広げて平らにして貼り絵にしちゃう。
食いしん坊のおママが、食いしん坊を超えて、作品に昇華させたのでしょう。
(↓)オネコさんがくれたハワイのチョコレート。おママ、美味しかったですね。

(↓)左は当該カップ、右はこの貼り絵に仕込まれたもう一つのお菓子の名残です。

まさにおママの「食いしん坊の賜物」でした。
*その他の食いしん坊の賜物
「おママの貼り絵」はおママの身近な環境で手に入る何気ないものが材料になっています。例えば毎日愛飲していた紅茶のティーバック、昔から好んで読んでいた『銀座百点』の広告写真、お菓子や到来物の包装紙、小津和紙や鳩居堂で購入した和紙や千代紙、そして自分で染めたマーブル紙等等。
その中でも、やはりお菓子類の包装材は格好の材料でした。「食いしん坊の賜物」は数えきれないほどあるのですが、幾つか私の印象深いものをご紹介します。
(↓)葡萄パンの袋を使った、衝撃の「ぶどんくぱつみる」
(↓)この播田屋さんの絲印煎餅の包装紙は小さいピースになって数多くの作品に登場しました。
(↓)名古屋の銘菓「カエルまんじゅう」
(↓)私が豊前の友人を訪ねた時に購入した「丸房露」。
(↓)博多銘菓の「博多通りもん」、これも美味しゅうございました。
(↓)私は子供の頃からチョイスが大好きです。おママは同じ森永の「ムーンライトを好んでいました。
(↓)広島のお友達から頂いた芋けんぴの包装紙でした。
(↓)実家でおママ,ジジ、オネコさんと美味しく食べて、更におママが楽しんでくれ他ことが懐かしいです。シュガーバターの木の「ヘーゼルショコラサンド」
(↓)実家の最寄駅に隣接するスーパーでは時々諸国銘菓が販売されます。珍しく六花亭の「マルセイバターサンド」を見つけて購入しました。おママはこのようなレーズンバターサンドも大好きでしたから。(๑˃̵ᴗ˂̵)v 鮮やかな赤が印象的な包装紙でした。
(↓)「カエルまんじゅう」の抹茶味です。茶色と白の市松模様とも相性抜群でした。
(↓)格調高い虎屋さんの包装紙でした。
おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。