(2022年5月16日 アルツハイマー型認知症の診断から約15年3ヶ月)
*前回の記事
前回は気持ちが凹んでしまった事を記事にしました。
あたたかいブクマコメントを下さり、ありがとうございます。
親の介護は、親子だからこそ、なかなか理屈で割り切ることができません。
そして、介護者も人間だから理性より感情の方が勝ってしまうこともありますものね。
でも、高齢親が穏やかに元気に過ごしていたら嬉しいです。
親の介護は悲喜交々。そんなことを思うこの頃です。
*街を歩けば
電車を降りて乗り換えの為に校内を歩いていると、
沿線の旅行パンフレットが手にとって欲しそうに置かれています。
その写真は明るく美しいです。
デパートを覗けば催事のチラシが、私を誘っています。
洒落た店舗の広告や、お菓子の包装紙や袋。
今もそれらを手にすると、
(おママだったら、これをどういうふうに切るかな?
他のどんな紙と組み合わせて貼り絵にするかな?)
そんな事を考えてしまいます。そして現実に引き戻されます。
(ああ、そうだったんだ。
おママはもう実家にはいないし、一緒に貼り絵をすることもないんだ。)
そして一瞬、寂寥感に襲われます。
この5、6年、私は街や駅を歩く時はいつも、おママが貼り絵の材料に使いそうなものを探していたのですね。
そして、それは楽しく、いかに私の張り合いになっていたのか。
更年期の不安定な時期を、知らず知らずのうちに、私はおママの貼り絵に助けられながらやり過ごしてきたのかも知れません。
おママを支えてきた積もりが、逆だったか?
おママが特養に入所してから3ヶ月になりますが、
私はいまだにロスが続いているようです。(^。^)
(↓)実家の庭にアジュガが咲いています。
*本日アップの貼り絵
2022年5月16日の作品です。
この整ったシンメトリーの綺麗な貼り絵をまだ記事に載せていなかったのか。
本当は今年の5月16日ごろにアップすれば良いにでしょうけど、思い立った時に実行しなければ、ついつい忘れてしまいそうです。(^◇^;)
同じ日におママはこちらの作品も制作しました。(↓)
上記記事の貼り絵を制作した直後から、おママは2作目に取り掛かりました。
大好きな市松模様を手にして、どうしようか考え中です。(↓)
(↓)メインピースは決まりました。
(↓)おママは菱形を作りたいので、慎重に模様の線を辿っています。
<おママの貼り絵制作動画>
2022年5月16日 15:14〜(3分2秒)
動画はおママが菱形を切っているところから始まります。次は黒と緑の市松模様です。あの『鬼滅の刃』の主人公竈門炭治郎の羽織と同じ市松模様です。それを正方形に切ったのですが、その直後から、今やった事を忘れてしまいました。
(↓)この日は計画通りに糊付けが出来ました。
(↓)関連作品です。
おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。